熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

千葉県佐倉を散策

2012-02-18 22:28:00 | 国内旅行
今日は息子夫婦と館山での一泊旅行の日だが、館山周辺はバイクツーリングを含め何度も訪れているので、今回は嗜好を変えて佐倉を散策した後、宿に向かうことにした。

佐倉で最初に訪れた所は、「川村記念美術館」
DIC株式会社(旧社名:大日本インキ化学工業)グループが収集した美術品を公開するために、約20年前に設立した美術館で、コレクションの数は1000点を超えるというから、まずまずの規模の美術館である。
 

コレクションは、レンブラント、モネ、ルノアールといった有名画家の作品(数は多くないが)や横山大観が描いた屏風を始め、抽象絵画や現代美術など幅広い。
期間限定の特別展示は、「抽象と形態」。
パンフレットの解説文によると、「人間を取り巻く様々な世界を、自らの眼と手によって視覚化する現代芸術化の作品」がテーマらしいが、正直難しすぎて理解できなかった。


絵画を鑑賞した後は敷地内に併設されているレストランでランチ。
なかなかしゃれた雰囲気のレストランだった。


広い敷地内には、自然散策路が整備されているが、余りの寒さと強風で散策はあきらめた。花が咲く頃、また訪れたい。


敷地内の池に飛来していた渡り鳥? 名前は「シナガチョウ」といって人を見ると鳴きだす習性があり、海外では番犬がわりに飼われることがあるそうだ。


川村記念美術館の次は「佐倉順天堂記念館」に立寄った。
医者の佐藤泰然なる人物が1843年に診療所として創設したもので、オランダ医学の塾として医学教育の場になった所。御茶ノ水にある順天堂大学病院の起源でもあるとのこと。


当時の診察券


当時のカルテ


顕微鏡


当時の手術風景。患者が押さえつけられていて、見るからに痛そうだ。


創設者・佐藤泰然の胸像


骨の切断に使われた手術道具


次は、佐倉藩主の旧堀田邸を見学。一面芝生に覆われた明治様式の庭園がある。
テレビドラマ「仁」の撮影に使われた建物でもある。
 

佐倉での散策を終えた後は高速で館山の宿に直行、旅の一日目終了である。




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