熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

タイヤチェーン「バイアスロン・クイックイージー」を使ってみて 

2012-02-06 12:47:58 | バイク・車関係工作他
昨日のブログでタイヤチェーンについて触れたが、気に入った点を含めインプレをもう少し詳しく。

装着の手間だが、今回チェーンを装着した場所が固いアスファルト面で雪も無かったので、初めてでもありジャッキアップして装着したが、この製品の売り文句の一つに装着のし易さがある。
実際に、ジャッキアップ無しで試してみると、片側数分で確実に装着できた。

装着手順は、タイヤ右側からチェーンをタイヤの裏側に回しこんで裏のジョイント1箇所と表のフック2箇所をつないだら、付属の工具を使って3ヶ所のロック部を閉めるだけ。メーカーの工夫が感じられる。

裏のジョイント部


表のフック①
 

表のフック②
 

付属工具でロックして完了。
 

スパイクピンは片側54本と多い方だろう。加え、路面との接地部分は凸凹があるので、雪への食い込みはいいように思えた。湯元温泉の手前からは雪があったが、グリップが効いている感じで不安は感じなかった。


気になったのが雪の無い路面での振動(ゴツゴツ感)と音、これはかなり大きい。
以前、ゴム製だったか非金属のネットタイプを使ったことがあり、非金属チェーンは振動が少なく静かで良いと思っていたが、今回の製品は正直、金属製と変わらないとの印象である。材質や形状によって随分違う。
あまりの振動で時速40キロが精一杯、後ろから車両が迫るたびに左に寄せ、追い抜いて貰った。

本来、雪の無い路面で使用するものではないが、進路の先の路面状況がどうなっているか分からない。着けたはいいが予想が外れ、チェーンを装着したまま雪の無い路面を走行することは良くあることで、振動と音もチェーン選びの大事な要素になる。

今回、久しぶりにタイヤチェーンを使ってみて感じたことは、夏タイヤにタイヤチェーンはあくまでも応急措置であるということ。当然と言えば当然だが、今回認識を新たにした次第である。
雪道の走行頻度にもよるが、やはり通常はスタッドレスタイヤで、タイヤチェーンは路面凍結に備え携行しておくというのが最善だろう。

コメント
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