熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

庭の小さなハンター

2011-10-03 14:51:02 | 日常の出来事・雑感
庭にブットレアという低木を植えていて、夏から秋口にかけて絶え間なく紫色の花を咲かせる。
今の時期、花が少なくなるせいか、チョウやハチが蜜を求めてこの花を頻繁に訪れる。

花を良く見ると何やら小さな白い生物がいる。これはハナグモ(花蜘蛛)といって、花によくいるところから、この名が付けられたそうだ。 蜜や花粉を食べに来るのではなく、この花に集まる昆虫を捕食するためだ。花や葉の裏などに身を隠し辛抱強く獲物を待ち伏せしている光景をよく目にする。


そして少し視線をそらすと、大きなカマキリがやはり獲物を待ち構えている。
この鋭いカマで捉えられたら、まず逃げることは不可能だろう。


ブットレアの根元を見ると、犠牲になった蝶の羽だけが落ちていた。


訪れるチョウやハチのためには、ハナグモとカマキリを他の場所に移すのが良いのだろうが、これも自然の営み、そのままにしておくことにした。
我が家の狭い庭で繰り広げられる小さな弱肉強食の世界、チョウやハチにとっては、命がけの食事だ。
コメント
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