田圃で今季初の出会いが…

　今日から十月。秋らしい天気になり、だいぶ涼しくなった。

　今日は一日曇り空だったが、I沼に行ってみた。日曜日で渋滞もないだろうと思ったら、途中の国道で事故渋滞。事故を起こした人も大変だが、渋滞で困った人もいることだろう。

　沼に着くと駐車場が満車状態。日曜日で、釣り人とCMさんがたくさん来ていた。

　直ぐに北側の沼畔に出ると、CMさんたちがカメラを構えていた。水位の下がった所に数羽のアオアシシギとセイタカシギがいた。先日いたオグロシギの姿はない。





　アオアシシギもセイタカシギも、先日よりも数が増えていた。かなり近い所にいたので満足いく画が撮れた。

　しかし、先日教えてもらったアメリカウズラシギの姿はない。双眼鏡で見ていると、トウネンの姿を発見。撮った画を見ると幼鳥のようだ。三番瀬で出会ったトウネンと同じで、幼鳥と教えてもらったので間違いないだろう。



　橋に行くと、あちこちにコチドリの姿があった。中にイカルチドリらしき姿もあったが、コチドリと大きさを比較できなかったのではっきりしない。

　杭には、サギがたくさん止まっていた。ダイサギにコサギ、アマサギ、アオサギにカワウもいた。沼畔の水の引いた所には、カルガモの群れとコガモの群れが休んでいた。中に何ガモか、寝ていて分からないものがいた。ハクセキレイも飛んで来た。

　遠くでバンの幼鳥が歩き回っていた。３羽のカイツブリが泳いできた。親子のようだ。



　日が出ていないので、半袖では肌寒い。石のベンチでコーヒータイム。カルガモの中にシマアジが混じっていないかと探したが、その姿は発見できず。

　目新しいものがいないので、車に戻ってM田圃に行ってみた。

　グランドではサッカーや野球をやっていた。田圃を双眼鏡で見たが、シラサギとカラスばかりだ。遠くでトビがカラスに絡まれていた。

　２羽の小さな鳥が飛んで行くのが見えた。スズメではなさそうなので、急いで追いかけた。降り立った近くの駐車場に車を止めて探すことにした。

　セイタカアワダチソウの群落の上を飛んでいる鳥影を発見。近くに行って、暫く待ってみた。３人のCMさんがやって来た。

　やっと姿を見せてくれたのでカメラを向けた。撮った画を見ると、ノビタキだ。今季初の出会いに嬉しくなったが、小さくしか撮れない。ノビタキまでの距離はそれほどないが、スズメより小さい体のために大きく撮ることができない。



　直ぐに草叢に隠れてしまう。それでもじっと待っていると、何回か姿を見せてくれた。田圃に降りたところも撮れたが、距離があって満足いく画にはならなかった。

　思わぬ出会いに満足して、車に戻ってお昼にした。川では、釣りをしている人たちの姿があった。帰りは渋滞もなく、スムーズに帰って来た。