538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

カージャック

2012-06-28 22:17:13 | 洋画
「デスペレート」やその他諸々で無理矢理
4本800円のセットレンタルの員数合わせで
ジャケットも朧に見ただけでレンタルしてきましたが
これはちょっとした拾い物の映画でした
たまに何も予期せずにこう言う作品にぶつかるから
レンタル屋さん通いも辞められませんよね

この6月21日にセル・レンタル同時リリースなのですね
尺的にも89分と丁度よいのですが
DVDの発売会社がトップマーシャルとかいう
殆んど聞いたこともない会社なので
本編前のトレーラー集と本編が一体化していて
早送りしないと本編にたどり着かないのがちょっと残念

精神の集団療法を受けている主人公の母親
ドジと内気に悩んでおり、子供を交通事故にあわせた
自己嫌悪に陥っている
さらに離婚した夫から自分の経済的なことを理由に
子供の親権とかで責められたり

父親や夫が軍歴の人で、彼女自身父親から
銃の扱いを教え込まれていたりと
何気なく主人公の境遇をしっかり伏線として描出してる

ある夜集団療法の帰り道息子をクルマに置いて
夜食の冷凍ピザと有り金6ドル分のガソリンを購入して
運転席に座ると、後部座席から銃を突きつけられ

銀行強盗犯人がクルマを乗っとり
メキシコまで親子三人のドライブとして逃げようということで

ここから犯人と母子との密室劇が始まる
結構犯人も頭がよく母親の機転もことごとく潰していったり
と・・・ここいらの駆け引きが楽しめる

どっかで見た記憶あるなこの犯人って
最後まで記憶の襞から引き出せなかったけど
見終わって調べたら「Somewhere 」の
スティーヴン・ドーフだった

軍人の娘で軍人の妻であった主人公はやっぱ
伏線通りちゃんと銃で解決付けるのね
ってか、ハッピーエンドはそれだけではないのが
いいよね♪


2011年製作、アメリカ映画
ジョン・ボニート監督作品
スティーヴン・ドーフ、マリア・ベロ主演