538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

アイアン・スカイ

2012-06-26 22:23:22 | 洋画
大戦末期ナチスが月に避難し、
それから70年、地球に攻めて来るという映画
なんか面白そうだなぁ…と・・・
頭のどっかにインプットだけされていたため
英国版のBlu-rayジャケット見ただけで、殆んど何も考えないで
購入してた けど

おバカ映画好きにはそれなりに楽しめる映画
だいたいナチが月に逃げていたなんて言うのは
それだけで発想の勝利ですよね
ただ思っていたより物語に拡がりがない

2018年のアメリカ大統領は女性なのね
執務室ではトレーニングしかしてないのね
で月に黒人を送ります選挙運動の一環として
でその月の裏側ではナチスが地球から移り住み帝国を築いていた
突っ込みはなしです

地球からというか、黒人を送ってきたことから
アメリカが月に侵略してきたたと・・・逆に地球に攻撃を
ってこの映画コメディとしてもドラマとしても
人間が演じてる部分はかなり中途半端ですが

アメリカの黒人スターをナチスのマッドサイエンティストが
薬で白い人間にしてしまうんですね

スペースバトルというか、円盤、ロケット、宇宙船なんぞの
CGでつくりあげられる映像には
監督さんの拘りが見られて、かなりな出来でして
これらの映像はお金が掛かってるのが十分伺えます
が、それらのシーンの数々が既視感ばっか

地球側の各国の対応会議のシーンでは
なんか河崎実のパロディー映画のパロディーを見てるような
でも一般から集めた資金がなんと8億円とか
資金が豊富な分、宇宙のCGとか
かなりなスペクタクルな作品ですね♪

特典のメイキングも見たのですが、
監督さんは「カット!」って声じゃないのね
「サンキュー」で役者さんの演技を止めていた

ナチのパツキンのお姉ちゃんがグーでした!!

2012年製作、フィンランド、ドイツ、オーストリア合作映画
ティモ・ヴオレンソラ監督作品
ユリア・ディーツェ、ゲッツ・オットー、
クリストファー・カービイ、ペータ・サージェント出演

日本での公開は9月28日より