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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「ハスバンズ」観ました。

2015-06-19 17:00:00 | 洋画
1970年・米コロムビア。 監督:ジョン・カサベテス。 WOWOWからの録画。
4人の仲の良い既婚男性たち。ある時、そのうちの一人が逝く。
何もかも打ち捨てて数日の間はしゃぎまわる3人。それは彼らなりの「友を見送る儀式」。

 
4人が揃った生前のスナップ。           亡き友の葬式に出る。

 
葬式が終って。つい口から出る思い。        若い時のようにはいかないが、スポーツで汗を流す。

あんな在りきたりな葬式じゃなくて、俺達らしいやり方で奴を見送ってやろうぜ。
3人とも思いは同じだったようで、これ以降何日かのあいだ行動をともにすることになる。

 
朝まで痛飲。ヘロヘロになる。           それでも足りずにロンドンへ遊びに行く3人。

公開が1970年。当時の有名スターを起用してはいるものの、
やっぱり今観るとそれなりに古さを感じさせますね~(^^;
比較的裕福な階級の当時の男性たち。
こういった友情の表し方も「そういうのもアリかな」と思う程度。
有り体に言えば映画のパターンとしては結構ありがちなんですよね....。
でもこれだけバカ騒ぎをつづけるのも疲れるんだろうな~(^^;

「スカイ・クロラ」観ました。

2015-06-18 16:00:00 | 劇場用アニメ
2008年:プロダクションI.G.制作。 監督:押井 守。 WOWOWからの録画。
すでにパッケージソフトで視聴済みです。が、思いついてWOWOW録画盤も観てみました。
初めてこのアニメを観た時の印象はイマイチでしたが、二回目の今日は結構面白かったです。
ところでパッケージソフトの方は、やはり音質が良いですね。
特に低音。滅多に聴けないような本物の重低音がゴンゴン入ってます(^^;

 
空中戦。 第二次大戦よろしくプロペラ機しか登場しないが他にも空母・戦艦とかがあるのかな?

森博嗣氏の小説がベースになっているそうですが、そっちの方は読んでいません(^^;
このアニメだけでモノを言いますが、
ここで云われているような『民間会社による代理戦争』って着想としては面白いけれど、
やっぱりあり得ないことのように思えます。
キルドレなる”大人にならない子ども”ってのも意味がよくわからない。
仕事をこなしてセックスもして子供も作る....いったいこれのどこが”子ども”なんだろう?
やることは大人と同一、というかこれって”大人”でしょ?(^^;

初回に観た時は、そういったことを多く感じたのですが、今回はもうそういうことは
すべて取っ払ってストーリーにのみ注目しての視聴でしたが、それで良かったみたいです。

 
着任の報告をする函南優一。             ここのところ戦果が上がって隊員たちのムードも明るい。

表面上はどうあろうと戦闘の当事者である以上、つねに命の危険に
さらされている事実には変わりがない。
時に女で憂さを晴らし、時に酒に浸る。ますます子どもとは言い難い(^^;

 
隊員たちのたまり場、ダニエルの店。         発散した後は通常通り勤務に復帰。

常勝の優一にも、いつかは空に散る順番がくるだろう。
しかしこの「スカイ・クロラ」の世界の中ではそれは大したことではない。

来る者がいる。辞す者がいる。そして繰り返されていく。
生きている間のことは全てうたかたのごとく去っていく。
そこはかとなくブンガクの香りを感じてしまいました(^^;

「ワンチャンス」観ました。

2015-06-16 18:00:00 | 洋画
2013年:英・米。 監督:デヴィッド・フランケル。 WOWOWからの録画。
実話をベースに作られている映画です。とても面白くてお薦めですね。
ポールは母親の影響もあって、子供のころからオペラを聴いたり歌ったりするのが大好き。
ただそれがゆえに周りの悪童どもの格好のイジメの標的にされてしまう。

 
子供の頃は歌うとイジメに遭う毎日だった。      成人してからも地域の合唱団に加わり歌を続ける。

 
ネットで知り合ったジュルズ嬢。後に結婚。      素人芸能合戦に出て賞金獲得。

いつかはプロの歌手になりたいと願うが、なかなかチャンスが無い。
そんな折に催された素人芸能合戦に出て300ポンドの賞金を獲得。
その金でヴェネツィアの音楽学校に留学。
運が良ければプロの歌手に歌を聴いてもらえるかもしれない....。

 
何と超有名なパヴァロッティ氏が訪れると言う。    プロの歌手にはなれないと断言されてしまうポール。

一心に勉強して成績も良いポール。すると学校側からのアナウンス。
近くパヴァロッティ氏が学校を訪問して何人かの生徒の指導をしてくれるという。
ポールもそのメンバーに選ばれる。
だが肝心の当日になってガチガチに上がってしまってマトモに歌えない。
その様子を見てパヴァロッティ氏からは「君はプロの歌手にはなれない」と断言されてしまう。

失意のポールは、やむなく故郷のイギリスに戻って
父親と同じ製鉄所に職を得るのだが、まったく仕事に身が入らない....。
ここからストーリーは二転三転します。
観る前の予想よりも、ずっと曲がりくねった(^^; お話の展開で楽しめました~。

「シカゴ」観ました。

2015-06-15 17:00:00 | 洋画
2003年:米。 監督:ロブ・マーシャル。 WOWOWからの録画。
10年以上前にBDソフトを買って、そのままになっていました。
そして今回もWOWOWから録画したBDメディアで視聴。
BDソフトは未だに未開封のままになっています。
どうしてこうなってるのか自分のことながら良く解りません。(^^;

 
騙されたと気づいてカッとなり思わず射殺してしまう。  哀れな家具セールスマン。妻も子もいるのに....。

この映画、なかなか面白かったです。一言でいえばコミカル仕立てのミュージカル。

華やかなショービジネスの世界に憧れて田舎から都会シカゴに出てきたロキシー。
愚直なまでの男エイモスと結婚はしているが未だにスターへの夢は捨てていない。
そんな折に『知り合いのプロデューサーに会わせる』との出入りの家具セールスマンの
甘言に乗って浮気を重ねるが、それは嘘だったと知りカッとなって相手を射殺。

罪を逃れるために小細工を弄するが結局は真相がばれて逮捕~収監。
無罪放免になるためには腕ききの弁護士が必要だ。

 
裏切り男は殺されて当然?(女性の群舞)       エイモスの用意した2,000ドルで手を打つ弁護士。

 
裁判の進行状況を人形劇仕立てで見せる。秀逸。    いよいよ劇も大詰めに。スター気取りのロキシー。

”かつて女性殺人犯が有罪になったことはない街”などの軽口も劇中にありますが、
実際には映画の後半に有罪宣告~死刑執行のシーンもあります。
ですがまあ、これも他のパートの調子良さを際立たせるため、といった側面が強そうです。
コミカルさを際立たせるために、ちょっぴり悲劇も挿入しておこうかという感じですね~。

ともかく今日、ようやく『シカゴ』がどんな映画かが分りました。何となくホッとしています。

「25年目の弦楽四重奏団」観ました。

2015-06-13 16:00:00 | 洋画
2012年:米。 監督:ヤーロン・ジルバーマン。 WOWOWからの録画。
某専門誌で「面白かった」との評価だったので期待して視聴。
でも自分の目で観たら、70点くらいだったですかね~。まあまあかな、というところ。

 
25年もの間を第一線で活躍してきたフーガ四重奏団。   最近ピーターは体調に異変を感じ医師のもとへ。

 
後任の心配をするピーター。              長い間にためてきた各人の思いがぶつかり合う。

フーガ弦楽四重奏団は高水準のアンサンブルで長い間高い評判を維持してきた。
ところがリーダー格のピーターは、最近体調の異変に気付き医師に診てもらう。
するとパーキンソン病の初期との診断が下ってしまう。
もはや演奏できる期間は長くない。今のうちに後任を探しておかねばならない。

そのことは当然ほかの団員にも告げられる。
すると長い年月のうちに溜まった各人の思いが姿を現わして、ぶつかり合うことになる。
そのぶつかり合いが一段落して(やれやれ)終盤に向かうあたりは映画の作劇上の
ひとつのパターンという感じですかね~。

 
楽団の存続を願うジュリエット。            残ったメンバーに後事を託すピーター。

ところでジュリエット(ヴィオラ)の娘アレックス役のイモージェン・プーツがかなりの美人。
この映画を観ていて、個人的に”ちょっと楽しかった”部分です(^^;