みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『ヴァイオレット・エバーガーデン』観ました。

2018-04-10 16:00:00 | TVアニメ
2018年:京都アニメーション制作。全13話。 監督:立石太一。 TOKYO MXからの録画。
ヴァイオレット・エバーガーデン(ヒロイン)の半生記。
彼女が10歳の時に勃発した、ライデンシャフトリヒ対ガルダリク国間の戦争。
発端はライデンシャフトリヒ国の豊富な地下資源を狙って仕掛けてきた隣国ガルダリク
による地域紛争だったが、結果的には周辺国家群をも巻き込んだ大きな戦争に発展する。
ヒロイン=ヴァイオレットは戦火のなか両親を失い孤児となる。
ライデンシャフトリヒ側の少女戦士として拾われたが....。


代筆技術者の育成所にて。鮮やかなタイプ技術は周囲の目をクギ付けに。

戦後は起業間もないCH郵便社の代筆業務部門の社員として生活の糧を得る。
仕事に対する過度なまでの忠実さは、戦時の兵士時代の彼女そのもの。
だがかつて受けた戦争時の心の傷は、さまざまな形でヴァイオレットの
精神状態に影を落とす....。


ドロッセル王国・シャルロッテ王女。ヴァイオレットに心の裡を明かす。

暁佳奈さんの原作小説は読んでいません。従ってあくまでこのTVアニメを観た
印象に基づき感想を書くということになります。
ちょっと気になるのは、この欧州ふうの物語がなぜ日本で語られるのか、という点。
明治の開国以来、欧州や米国の文物がとめどなく大量に流入してきたわが日本国。
まして大きな敗戦を経験した経緯からすると、白人文化に対して一定程度の
コンプレックスがあるのはあるていど仕方がないのかな、という感じはあります。
そういうことを言っている自分の中にも少なからずこの種の感覚はありますが(^^;

ストーリーの細かいところでさまざまな突っこみどころはありますが、
それをいちいち挙げても仕方ないですが.....
最終的には明るさをもって物語は結ばれるので、とりあえず決着はついたよね、
という気分になれました。
それにしてもヴァイオレットの年齢設定が14歳というのはちょっと妙でした。
どう考えても20歳台前半くらいは行っているように見えます~(^^;
ところで第二期もあるみたいですが、どうしようかな。

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