みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『アノマリサ』観ました。

2016-09-23 16:00:00 | 劇場用アニメ
2015年:アメリカ。 監督:チャーリー・カウフマンほか。 WOWOWからの録画。
チャーリー・カウフマンといえば、あの『マルコヴィッチの穴』の監督さん。
ですので本作もちょっと癖のある内容かな?と予見をもって視聴。

 
多忙すぎる彼は疲れがたまっていた。        ホテルのフロントで。マイケルはちょっとした有名人。

企業戦略の最前線ともいえる”顧客サービス”の分野では
広く名を知られているマイケル・ストーン氏。
しじゅう全米各地を飛び回って精力的に講演会を開いている。
今日もシンシナティ市を訪問。
だがストーン氏はここのところ疲労が重なってきているようだ。

 
本当はボーイと口を利くのも億劫。         部屋内で明日の講演の練習。

空港~ホテル間のタクシー運転手。ホテルのボーイ。彼らと口を利くのも大儀そうだ。
部屋に案内されると、気分を切り替えて明日の講演会のためのリハーサルを始める。

 
昔の恋人べラに電話する。             彼女との再会は叶ったが....。

だがどうもうまく集中できない。いくらも経たないうちにリハーサルを止めてしまう。
そして少し迷った末に、かつての恋人ベラに電話を入れ、バーで会うことに。
だがマイケルの目的が単にセックスの相手が欲しいだけだと見抜いたべラは
憤然と席を立ち、去ってしまう。
仕方なくマイケルはホテルに戻るが、その途中で息子へのみやげを買おうとおもちゃ屋に立ち寄る。
だがその店は「大人のおもちゃ屋」だった。すぐに出ようとするが、ふと変わった人形が目に入る。

自分でもうまく気持ちの整理がつかないままに同じフロアの他人の部屋を意味もなくノックして回る。
たまたまマイケル氏のファンだと言う女性二人(リサとエミリー)の部屋にぶつかる。

 
リサ、エミリーと少し飲むことになって。      マイケルとリサ。18禁な展開になる。

うまく話がはずんで、三人で飲みに行こうという話になる。
当たり障りのない会話で時間を過ごし、ホテルに戻るが、女性二人が部屋に入る直前に
思い切ってリサだけに向かって「僕の部屋でもう少し飲んでいかないか」と誘う。
後は当然?18禁シーンに入っていきます(^^;
このアニメではマイケルとリサがメインキャラ。
それぞれに声優さんがあてがわれていますが、後は一把からげというか
男キャラだろうと女キャラだろうと同じ男性声優さんが一人で担当しています。
ひょっとしてこれって経費節約のため?とか初めのうちは思いましたが、
そうではなく何らかの意図があって採った手法なのかも?と気がつきました。
終盤になるとそれを匂わせるシーンがでてきます。
これはちょっと不気味かも?でも何となくそそるものがあるシーンと思いました(^^;

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