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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「デッド・サイレンス」観ました。

2015-11-15 16:00:00 | 洋画
2007年:米。 監督:ジェームズ・ワン。 セルBDでの視聴。
あの「ソウ」の脚本家・監督の黄金コンビです(^^;
WOWOWからの録画盤もありますが「まずはセルBDを先に観よう」と思いました。
正解だったみたいです。
というのもこのBD、大変サラウンド度が高いのです。例えば二階からの声が上方から
降ってくる感じ。効果音が辺りに立体的に満ちる感じ。ATMOSを髣髴とさせる再生音場です。
ホラー感を大いに盛り上げるサウンドデザインですね。
これがWOWOWのAAC音声でも同様の効果が期待できるかどうかは分りません。
まあ実際に試してみれば良いことですけどね。

 
腹話術人形が届く。送り主不明。          はしゃいで妻は腹話術人形で遊ぶ。

ある日、何者かから腹話術人形が届く。妻のリサはふざけて腹話術のマネをする。
「今日は中国料理が食べたいな」。
仕方なく夫のジェイミーがテイクアウトの中国料理を買いに出かける。だが....。

 
無残な妻の惨殺死体。               警察は夫の犯行を疑う。

戻ってみると、ベッドの上にはリサの惨殺死体があった。指紋や現場の状況から
警察はジェイミーが怪しいと見当をつける。もちろん彼には全く身に覚えのない話だ。

 
折合いの悪い父親との不毛な会話。         収穫なし。早々に引き揚げる。

とにかくジェイミーは郷里のレイブンズ・フェアに戻り、葬儀の手はずを整える。その過程で
父親や義母、そして葬儀屋から聞かされた、腹話術師メアリー・ショウの忌まわしい昔の噂話。

 
ウォーカー葬儀社。葬式の段取りを相談。      モーテルの部屋にも何故か腹話術人形が置いてあった。

しかし詳しい話を聞こうとすると、みんな口を閉じてしまう。
葬儀屋のウォーカー夫妻も、明らかに事情を知っていそうだが何も教えてくれない。
町の誰もがとうの昔に死んだ腹話術師メアリー・ショウの霊に怯えている....。
余計なことを喋って彼女の標的になることを恐れている....。

 
妻の葬式。                    クライマックス直前。ジェイミーと腹話術人形との対決。

翌日おこなわれたリサの葬式のあと。ウォーカー夫人が妙なことを口走る。
一方ジェイミーがリサ殺しの犯人に違いないと確信したリプトン刑事は、
監視のためにレイブンズ・フェアまでやってくる。
事件の真相を突き止めるべく、ジェイミーはあれこれと独自に調べていくが....。

ラストのクライマックスは圧巻。”どひゃ~そう来たか”という感じ。
すでに観た人には説明不要でしょうが、これは「絶対ネタバレ禁止」の展開です。
いや~これは滅多に出会うことのない大傑作ホラー映画だと確信しました(^^;

「M:I-4 ゴースト・プロトコル」観ました。

2015-11-14 16:00:00 | 洋画
2011年・米。 監督:ブラッド・バード。 WOWOWからの録画。
評判が良いようなので観てみました。なかなか面白くできているとは思いましたが....
なんかこういうスパイ物って昔ほどノレない自分を自覚しました。歳のせいかな?(^^;

 
米側スパイが射殺され極秘データが奪われる。     暗殺者の名はサビーヌ・モロー。

ロシアの極秘情報を掴んだ米側エージェント。その直後に情報はサビーヌの手に渡る。
その情報とは、ロシアの核ミサイルの発射コード。

 
モスクワの刑務所。                 派手な脱獄。

一方、モスクワの刑務所。ここには重罪犯イーサン(トム・クルーズ)が捕われていた。
実は米側のエージェント。重要ミッション遂行のために脱獄を実行。

 
極秘データをコバルトに渡してはならない。      本部の指令でクレムリン侵入を決意。

”コバルト”と呼ばれる男。人類の進化のためには核戦争が有益だと信じている。
そして自ら核戦争を引き起こそうと画策している。
コバルトが欲しいのはロシア側の核ミサイルの発射コード。
IMF本部の指令でイーサンはコバルトの正体を掴むべく、ロシア将軍に化けてクレムリンに侵入。

 
すでにデータは奪われていた。            何者かがクレムリンを爆破。

だがコバルトのデータはすでに何者かによって持ち去られていた。
その直後にクレムリンは爆破される。みんなコバルトの仕業だ。
ロシア警察はイーサンがクレムリン爆破の犯人だと思いこむが、それは誤解。
誤解されたままロシア警察から執拗に追われることになる。

何としてもコバルトに核ミサイルの発射コードを渡してはならない。
だが計画はことごとく巧く進まず、遂に核ミサイルは発射されてしまう。
こうなった以上、最後の可能性に賭けるしかない....。

「モンティ・パイソン 3D」観ました。

2015-11-13 16:00:00 | 洋画
2012年:英。 監督:ビル・ジョーンズほか。 セルBDにて視聴。
”ある嘘つきの物語~グレアム・チャップマン自伝~” との長い副題がついています。

 
1941年グレアム・チャップマン誕生。         ケンブリッジ大学入試の日。世話を焼く母。

自分がモンティ・パイソンというコメディグループを初めて知ったのは、
「イレブンPM」というTV番組を通してでした。(1965年~1990年の期間放送された人気番組)
斬新な感覚と理屈抜きに笑えるギャグ満載で、それ以来すっかりモンティ・パイソンの
ファンになってしまいました。

 
大学を訪れたエリザベス女王と歓談。         男友だちと。すでに自分が同性愛者だと自覚。

しかしその後の幾つかの長編仕立てのギャグ映画は正直に言って、あまり面白くはなかった
ですね。この映画はどうなのか?

 
長年の大量飲酒でアル中患者に。           医師からの診断。

本作はモンティ・パイソンのメンバーである故グレアム・チャップマンの自伝を下敷きにしています。
様々な個性の複数のアニメーション作品を繋ぎ合せて一本の映画にまとめる手法で、
そういう点ではビートルズのアニメ映画「イエローサブマリン」と同様です。

 
アルコール中毒からくる奇妙な幻覚。         続いて有名人病が発覚。

有名人病。あまり聞かない病名ですが....。
常に有名人に囲まれている状態が続くと、しまいに有名人と自分との間に精神的な
隔てを感じなくなってしまう状態。
他人(有名人)の意識や行動が規範となり、最終的には自分というものを喪失してしまう
精神疾患....ホントにそんな病気があるんかな?


喉頭癌に結核を併発。            

生き残りの他のメンバーは、チャップマンの自伝もこの映画も所詮は”ホラ話”だと
発言しているようです。つまり総てがモンティ・パイソン活動の一環だと言いたいようです。

個人的にもこの映画、グレアム・チャップマンの自伝としてどうなのかはあまり問題では
ありません。
いろんな個性がちりばめられている3Dアニメーション集として楽しむのが正解かな、と
思っています。

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」観ました。

2015-11-07 16:00:00 | 洋画
2014年:米。 監督:ジョン・ファヴロー。 WOWOWからの録画。
評判が良いようなので観てみました。中々面白かったです。

 
厨房内のことは口出ししないで欲しい。       結局メニューはいつも通り。

ロサンジェルスの一流フレンチレストランで働くカール。
ミシュランから三ツ星と評価された超優秀なシェフだ。
あるとき美食ブロガーとして有名な男が予告して店にやってきた。
どうやら斬新な料理を望んでいる様子。
そのためメニューの組立てを一新しようと工夫するが、それを知った
オーナーが飛んできて「いつもと同じものを出せ」とストップがかかる。
その結果、件のブログには”マンネリ料理”だと酷評されてしまう。

 
無責任な放言に激怒するカール。          その様子が逐一ネットで伝わってしまう。

自らはリスクを負わず、言いたい放題のブロガーに激怒するカール。
遂にブチ切れて大喧嘩をやらかしてしまう。
その様子がネット上に公開され、心ある人たちからは喝采を受けるが
オーナーとも上手くいかなくなり結局、店を辞めざるを得なくなってしまう。
だがネット上で派手な喧嘩をしたカールを雇うところは無い。
事実はどうであれ、トラブルメーカーの印象が広まってしまったからだ。

 
オーナーからクビの宣告。             心機一転。フードトラックで米国各地を訪れる。

雇ってくれるところが無ければ、自営で行くしかない。
知り合いからポンコツのフードトラックを世話してもらい、大急ぎの改修作業。
ちょうど夏休み中の息子パーシーが一生懸命に手伝ってくれて大助かり。
旧友のマーティンも駆けつけてきてくれる。
仕上げにマーティンのイトコに安く塗装してもらうと、トラックは見違えるほどキレイに。
さあ人生の再スタートだ!

 
幸いカールのキューバ式サンドは大好評。      ニューオーリンズでも開店前からの大行列。

米国各地をフードトラックで訪れるが、どこに行ってもカールのキューバ式サンドは大好評。
ネット上でのカールの大喧嘩が知れ渡っているおかげもあるが、パーシーが前もって
ネットを使って訪問先の告知・宣伝をしていることが大きいようだ。
レストランのシェフをしていた時は忙しくて、ロクに息子と口をきくこともなかったが
今は毎日一緒だし、料理の仕事も好きなようでパーシーも嬉しそうだ。

 
そろそろ夏休みも終わるころ。            最後に記念のスナップ。

夏休み期間だけの約束で父親を手伝ったパーシー。
その夏休みももうすぐ終わる。彼は学校に戻らなければならない....。
ところで”離婚した元・カアチャン”役のソフィア・ベルガラ。
笑顔のステキな女優さんだなあと思いました。
映画の中では離婚したことになっていますが、復縁もあり得そうな雰囲気を感じます(^^;

 カールの料理スナップ集です(^^;

「アメリカン・スナイパー」観ました。

2015-11-06 16:00:00 | 洋画
2014年:米ワーナー。 監督:クリント・イーストウッド。 セルBDにて視聴。
イーストウッド監督の最新作とかDOLBY-ATMOS音声とか、あるいは反戦映画とか
PTSD(心的外傷後ストレス障害)だとか、何かと切り口の多い作品ですが、
大して知識があるわけでもない自分が突っ込んだことを書くのは控えたいと思います。
「この映画を観た」という一点に絞りたいです。
ただ話題作の割には観た後の印象の薄い作品。観ている最中はそうでもないんですけど、
終って30分も経ってしまえば忘れてしまいそう(^^;

 
同時多発テロの映像を見て愛国心に目覚める。    シールスの新兵訓練。

イラク戦争に4度参加して多くの戦績を挙げて”伝説”と呼ばれた狙撃手クリス・カイル。
アメリカ国民にとってはイラク戦争における英雄だ。

 
カイルの照準はいつも正確だ。           また一人、イラク兵が倒される。

しかし度重なる殺戮を何度も経験していくうちに彼の精神は病んでいき、退役後に
家族のもとに帰っても、直ぐには正常な生活(心理状態)に戻ることは無かった。
医師からの助言を受け、同様の精神障害を負った元・兵士たちの交流会へ
参加するようになる。
時間のかかる方法ではあっても、カイル氏の症状はじょじょに緩和していった。
だがそんな矢先に不幸な事件が起ってしまう....。


アンプには「DOLBY ATMOS」と表示。

BDの音はS/Nよくスッキリした音質です。ただWOWOWの音声に慣れていると、
ダイナミックレンジが大きくてビックリしてしまいます。5~6dB以上は下げなきゃ、という感じです。
「DOLBY ATMOS」状態では勿論ドルビーアトモスとして立体音場が形成されますが、
他のサラウンドモードで再生しても上から来る音は結構有りますね。
アトモスの”純正再生”に拘らなければ結果的にはどちらも立体音場は楽しめるようです、
定位の差は多少出ますけど。
価格は1,854円。発売から半年して、値段もこなれてきているようです。