昨日はナ・ホク・ハノハノ賞の話題から、最後はカメハメハ大王が所有していたモオの岩の話を熱く語ってしまいました。
今日はその続きです。ハワイ諸島を統一後、カメハメハ大王は戦いの神の像に代わって、昨日の写真の大とかげモオを象徴する像(岩)を常に携えていた…と、書いたのですが。
ちょっと言葉足らずでしたが、その像は何もカメハメハ本人がいつも抱えていたわけではなく、そのカフナ(神官)が携えていたのですね。それが、上の写真のなかで白い衣のカフナ役の男性が抱えている像でございます。ちょっと見づらいですが、わかりますか? 写真の中央あたりに映っている男性が手にする、グレーの物体です。
写真は4年前のカメハメハデー・パレードで撮った、カメハメハ一行を載せた山車。後ろの方に、カメハメハ大王役の凛々しい男性も乗っていますね。
もちろん山車上のカメハメハをはじめ軍団の人々も別に当時の王族の子孫というわけではなく、カフナの抱えるモオの像も、当時の話を元に造られたレプリカなのですが…。その本物を、昨日お話ししたマイカさんの家で見た時には、写真を取る手が震えました。触りたかったけれど、控えました…。見ることができただけで、光栄の極みでしたから!
以上、昨日の舌足らずだった像の説明を、補足させていただきました。次回、無事にカメハメハデー・パレードが行われた際には、ぜひモオの像に着目してみてくださいませ!