ちょっと上の棚を見てくださいまし。おでんの素もあれば、ワサビも豊富。ザッと数えたところ、様々なメーカーの8種類のワサビがありました。
ハワイのスーパーは、たとえそれが日系スーパーでなくても日本食や中国の食材がある程度、置いてあります。が、私の知る限りこんなにわさびが揃っていたり麦茶まで売っているのは珍しい。うちの近所のセイフウェイには、わさびが1種類くらい。ほかの店も似たりよったりです。
それがここタイムスは、日系スーパーとは謳っていない普通のスーパーではありますが、日本食のセクションが大充実。生鮮品売り場も同様で、野菜売り場には大根も水菜もあり、これもハワイのスーパーでは珍しいことなのです。セーフウェイで水菜を見るのは、お正月の直前だけですからね。
なんでもタイムスはまだ砂糖きび農業が盛り上がっていた1949年、沖縄出身の移民の息子たち(テルヤ兄弟)によって開業されたそう。どおりで日本食のセクションが充実しているはずですね~。今ではオアフ島、マウイ島、カウアイ島に24店があるそうです(系列スーパー含む)。
ちなみにハワイ島にはKTAスーパーという、これまた日系ファミリーがスタートしたチェーンスーパーがあります。なのでタイムスは進出しなかったのかな…。私は勝手にそう推測しています。
うちの近所にはドン・キホーテ、マルカイといった日系スーパーがないのですが、歩いて15分のところにはこのタイムスがありまして。近所のセイフウェイで$6もする豆腐がタイムスでは$3ですから、ちょくちょく足を伸ばしています。
皆さんも、もしハワイでタイムスを見かけたら。生鮮品売り場や日本食コーナーをチェックしてみてください。「ここはホントにハワイ?」とビックリすること、ウケアイですよ~。