以前このブログで、クイーンのコンサートに行き、フレディの投げたタンバリンをキャッチ~! と思ったら、落としてしまった思い出をシェアしました。
その時の悔しさといったら! しかも、コンサートの後で、タンバリンに巻かれていたガムテープを、タンバリンを得た人からチビっと分けてもらったのに…それもとっくに失くしてしまった私。馬鹿、馬鹿、馬鹿! な私です、本当に。
この件、40年近く経っても忘れられない、痛恨の思い出なのですが…(しつこい?)。
ところが! このたびの帰国で、幼馴染み達とそんな話になりまして(はい、運命のそのコンサートには、赤ちゃん時代から仲良しのHちゃん&Mちゃん姉妹と一緒に行ったのです)。Hちゃんが、急に言いました。
「フレディのタンバリンを落とした時、じゅんちゃん、すごく泣いたよね~」
「で、そのお兄さんにガムテープを分けてもらったんだよね~」
そして…。さらにHちゃんが言ったのです!! 「あの時のガムテープ、私、まだ持ってるよ」。
え、え、え、え~!!!
すっかりこの世から消えたと思っていたあの時のテープ。それを、Hちゃんが持ってるなんて! …恥ずかしながら私はすっかり忘れていたのですが、何でもあのテープ、後に2人で半分こしたそうで。そして賢いHちゃんは、それをしっかり瓶に保存して持っていたそうなのです。
「Hちゃん、それ本当?」それを聞いて驚愕した私は言いました。
「そのテープ、半分ちょうだい! ちょうだい!! ちょうだい!!!」
…必死に懇願する私に、Hちゃんは微笑みました。そして心優しいHちゃんが、このたび半分分けてくれたフレディのテープが、冒頭の写真のものなのです。ごくごく小さいですがこれ、紛れもなくフレディのタンバリンに巻かれていたテープなんです!
しかも手で握る部分に巻かれていたものですから、フレディのDNAというか、汗つきです!(きっと) …そのテープをHちゃんからもらった瞬間、なぜかパクッと食べてしまいたい衝動に襲われました、私。ああ…。
長くなったのでこの辺にしますが。あの映画からクイーン騒動というかクイーンの話題に花が咲き、結果、こうして大好きなフレディのテープに、再会することができました…。これってもう、夢のよう!
フレディ、そしてあの映画を創ってくれた皆さん、そしてHちゃん! このたびは本当に有難う! この恩は決して忘れません~。あのテープ、森出家の家宝として大切にします!
これでようやく、フレディと私の愛情劇の、最終章を迎えられた気がしています。誠に勝手ながら…。