森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

続・フレディ・マーキュリーと私

2019年02月21日 | 日記


ハワイネタとは全く関係ないのに…今日もしつこく、フレディのお話をすること、お許しください~。恥ずかしながら、今日は最愛のフレディとのニアミス事件をシェアさせてくださいね。

フレディとは、残念ながら会う機会はなかったですが(当たり前?)、コンサートには何度も何度も行きました。以前お話ししたカモですが、コンサートチケットの確保には命をかけていましたからね。絶対に! クイーンのコンサートは逃さなかったつもりです。

一度は、学校をさぼって徹夜覚悟で東京のチケット売り場へ。必死の覚悟で取り組めば、神様は助けてくださるものですね。武道館のアリーナ席、しかも前から15列目の真ん中を確保して、狂喜してコンサートに出かけました。コンサートはもちろん素晴らしくて。でもその夜、事件が!

なんとフレディの投げたタンバリンが、私の真上に飛んできたのです! それを見た私は大ジャンプしてキャ~ッチ! したつもりが、落としてしまいました。手には触れたのですが、ガーン…。その後、落ちたタンバリンを巡って後列の男性と取り合いになったけれど、私、譲ることにしました(端的に言えば負けた、のですが。でもタンバリンに巻かれていたガムテープを分けてもらいましたけどね!)。

その出来事がどうにも悔しくて、悔しくて。友人と3人でコンサートに行ったその夜。コンサート終了後、興奮しすぎて気分が悪くなったお芝居をして、私達は優しい警備員さんに武道館の医務室に連れて行ってもらったのです。楽屋に侵入できたらいいな~、なんて甘い考えで。

当然、楽屋侵入は叶いませんでしたが、医務室でちょっと休んだ後にお掃除真っ最中だったアリーナに戻ると。なんと、ステージのグランドピアノの上に、フレディの飲んでいた水のボトルが残されているではないですか! なので図々しくステージに上がり、まんまとそれをいただくことに成功。

そのボトルも、そしてタンバリンからのガムテープも、今ではなくしてしまいましたが…。それがフレディとの、一番のニアミスだったかもしれません。

そうそう、その翌年だったか、こんなことも。ちょうど大学受験を終えた頃に、クイーンがまた来日しました。その時は、受験地獄でチケット争奪戦にも参戦できなかった私(当時はオンラインでのチケット販売なんて、なかったですからね。電話販売もなかったような?)。

ですが、それでもコンサート当日には、なんとなく会場には出かけました。楽屋近くで、バンドメンバーが出てくるのを待とうとしたのですね(注:気がおかしいのかと思われそうですが、これは高校3年時のお話です。思いきりはじけていた青春時代の!)。

ところが同じことを考える人は多いもので、楽屋の後ろ付近は、路上から黒山の人だかり。とても近づける雰囲気ではありません。そんな中、異様に美しい白人女性が、何やら振りかざしながらセキュリティに何か懸命に訴えているのを発見!

勇気を出して、受験英語で「もしかして、あなたはクイーンの関係者?」と話しかけると、なんとその女性は、憧れのバックステージパスを持っていたのです。前夜、どこかのクラブか何かで、ギタリストのブライアン・メイにもらったのだそうです(当時、ブライアンは結婚していたのですがね)。

なのでその女性の通訳もどきとして、セキュリティに「この人はバックステージパスを持ってるのよ! 入れてあげて」と談判。あわよくば一緒に潜りこもうとしたのですが、あっけなく撃沈。セキュリティは超厳しく、バックステージパスを持つその女性すら入れてくれませんでした。

ああ、あのまま彼女と楽屋に潜りこんでいたら。もしかしてフレディに遭遇する機会もあったのかもしれませんね? …これが私とフレディの、2度目のニアミス事件です。恥ずかしながら。

こんなことを書いて、「森出じゅんってバカじゃない?」と思われるのは承知なのですが。映画「ボヘミアン・ラプソディ」の魔法で、気がつけばあの時代に記憶が戻ってしまうこの頃。誰にも、そんなアホなことをしてしまう時代ってありますよね(え? ない?)。あの映画には、そんな不思議な力があると思う私です。

さて! 話は思いきり変わりますが、今日からハワイ島に出張しま~す。日曜日に戻ります。ですがまずはハワイ島から、一度はブログを更新しますね。皆さんもよい週末をお過ごしください。

(冒頭のCDは、主人からのクリスマスギフトです。初期のCD5枚組、もらった瞬間、大感激でした!)

コメント (2)
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