改めまして…先日の、イオラニ宮殿に展示されているカピオラニ王妃のドレスについてご紹介します。
去年から、王族のドレスなどを再現して宮殿に飾ろうというプロジェクトがイオラニ宮殿で進行していまして、この孔雀のドレスで4作目。第一弾のドレスについてはこちらでご紹介していますので、合わせてご覧くださいね。
今回の孔雀のドレスは、裾も長く、美しい孔雀の羽がふんだんに使われていて、見るからに重そうです。これらのドレスをカピオラニ王妃は1887年、イギリスのビクトリア女王の在位50周年記念式典の際に着られたんですね。こういったゴージャスなドレスを何枚も持っていくわけですから、それこそ大名行列並み?の大荷物を抱えての船旅だったよう。
昨夏、ハワイ島コナのフリヘエ宮殿を訪れましたが、そこには数々の王族の遺物に混じって、イギリスへの旅の際にカピオラニが持って行ったというトランクが展示されていました。
と、パンフレットにそう書いてあったのですが、どこを見てもトランクらしきものが見つかりません。館員に尋ねてやっと見つけたのですが、私はそれを箪笥だとばっかり思っていました! なぜって、それは大変大きな木製のもので、どう見てもトランクには見えなかったんです…。うろ覚えですが、横幅2メートル以上、高さ1メートル以上はあったでしょうか。カピオラニはそれを6つも持って、旅に出られたそうですよ。当時の王侯貴族の旅というのは、そんな感じだったんですね。
現在、イオラニ宮殿にはカピオラニ王妃とリリウオカラニ女王のドレス4点が展示されていますが、今後、カイウラニ王女のドレス1点、カラカウア王の礼服2点も登場予定だそうです。ドレスのデザイナーというハワイ島ヒロ在住の男性と先日、宮殿でお会いした時、そう教えてくれました。
そんなわけで、すでにイオラニ宮殿には行ったことあるワという方も、まだ未経験の方も。宮殿の展示物は年々増えていますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね~。
さて、我が家はこれからコオリナのホテルで、プチ・バケーションです。明後日帰ってきま~す。まだご報告しますね!
今、完成しているのは、カピオラ二とリリウオカラニ女王のドレスだけなんですよ。
そのほかは、今後少しづつ進める予定だそうです。