いやはや、今週のダウンタウン、特にイオラニ宮殿周辺は、いろいろな出来事があって大忙しという感じでした。
たとえば1月17日には、宮殿&リリウオカラニ女王の銅像に、ハワイアングループが集結。何を隠そうこの日は、ハワイ王国が白人勢力の革命により倒れてから124年目だったのです。女王が退位したのは、1893年1月17日のことでした。
なのでこの日はハワイにとって重要な日であり、毎年、宮殿の周辺で儀式が行われます。早朝にも宮殿前で大きな集まりがあったほか、午後にもハワイの伝統的な装いをした一団が、リリウオカラニ女王の肖像画やハワイ王国の国旗を掲げ、ほら貝の響きとともにダウンタウンを行進。宮殿前でチャント(詠唱)を捧げ、次いで女王の銅像前では、女王にHookupu(贈り物)を捧げる儀式がとり行われました。
宮殿の敷地内でもそのグループは別に問題を起こすわけでもなくチャントを捧げただけなので混乱はなく、宮殿のセキュリティも静観しただけ。この日、宮殿でボランティアをしていた友人によれば、朝から学生の団体がたくさんやってきて、大忙しだったそうですが。
私も遠巻きにしながら写真を撮っていたので見ずらいと思いますが、少し写真をUPしておきますね。
ハワイでは、王国時代の記憶はまだまだ鮮やか。ハワイ王国最後の女王、リリウオカラニをはじめ、王族への敬意と愛は今なお深い!
この日の儀式を見守りながら、そんなことを感じました。