森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

フレディ・マーキュリーと私(え?)

2019年02月19日 | 日記


何とも大袈裟なタイトルをつけてしまいましたが…。中学時代からクイーンの大ファンで、中でもフレディ・マーキュリーをこよなく愛していた私です。

彼が亡くなったと聞いた時は、悲しかったなあ! もうハワイにいたので長いこと知らず、カウアイ島の山中でハイキングをしていた際に知って、号泣(夫の友達から知らされました)。辛く悲しい、カウアイ島の思い出です…。

そんなこんなで、もちろん「ボヘミアン・ラプソディ」は昨年、観に行きました! そして昨夜、子供たちが発売間もないDVDを買ってくれ(遅いクリスマスギフトでした)、家族で2度目の映画を楽しみました。

いや、何度観てもいい映画ですね~! 正直、初めて映画館で観る前は怖かったのです。映画を観て、自分がどんな気持ちになるか想像がつかず、もしも人前で号泣してしまったら、どうしよう。そんな心配をしていました。

でも! そんなことはなくて、あの映画を観て、クイーンへのせつない想いが救われたというか、完結したような気分になりました。クイーンの大ファンとして、あの映画にお礼を言いたいと思います。

なぜって、すでに消え去ってしまったフレディを含むあの当時の4人が、この世に蘇ったようで…。もしくは、自分があの時代にタイムスリップし、透明人間になって当時起こっていた出来事を間近で見ているような気分になったからです。映画に描かれた全てがあまりにリアルだったし、発見もいろいろでした。「そうか、こんなことがあったんだ」とか~。「4人は本当の友達だったんだなあ。SM〇Pとかとは違って」とか~。

何より、フレディ役の俳優、ラミ・マレックの素晴らしかったこと! 正直、顔はそんなにフレディに似ていないと思うのです。それでも、ラミが演じるフレディは、本当にフレディそのものでしたね。話し方、歩き方、振り返り方。信じられないほどフレディになりきっていました。役者ってホント、すごいですね~!

そんな彼が表現したフレディの哀しみや孤独、自己のアイデンティティに対する混乱が、あの映画の真骨頂だったと思います。もしかしてフレディがラミに降臨し、ラミを通じて自己表現していたのでしょうか。もちろん、全編を流れる懐かしのクイーン・サウンドや、ライブエイドの場面も最高だったけれど。

クイーンはやっぱり史上最強のバンド! そしてフレディは、この世にはまたと現れないだろう、100年に一人のエンターテイナーですよね。

クイーンは永遠です!
コメント (2)
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