で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1922回。
「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ミークス・カットオフ』
西部開拓時代のアメリカの荒野で旅団が近道をして迷う西部劇ドラマ。
『ウェンディ&ルーシー』のケリー・ライカート(監督)×ミシェル・ウィ . . . 本文を読む
ミュージカルの歌とダンスは、心の声でもある。頭の中のイメージを具象化しているのをシームレスに表現するので歌とダンスという形式をとっているという側面がある。舞台では古くは心の声は、そのまま実台詞として表現されてきた。(ゆえに、心の声の下に本当に発せられた言葉もある)なので、心の声も使えるようになってから、ミュージカルシーンはより慎重になるべき要素。心の声が当たり前に使える映像では特に意識的でなければ . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第1443回は、『トゥループ・ゼロ ~夜空に恋したガールスカウト~』(2019)
原題は、『TROOP ZERO』。『第0部隊』。
製作国:アメリカ上映時間:97分
スタッフ。
監督:バート&バーティ(ケイティ・エルウッドとアンバー・テンプルモア=フィンレイソン)
製作:トッド・ブラック、ジェイソン・ブルメンタル、スティ . . . 本文を読む
映画には前説がある。
それは、書籍の帯や書店の平積み解説みたいなもの。チラシや予告編、ポスターもその一つ。作家やスタジオの実績やシリーズものもそれにあたる。評論家や紹介者の言葉とかね。その映画館でかかっている、そのこと自体が前説的な説明にもなる。映画の面白さはけっこうこれで左右される。それを知らずに見ている評論家とか映画関係者とは一般客とは見え方が違うことは誇張でなくあると思う。だから、映画の前 . . . 本文を読む
ぼちぼち、女の子(男の子)に女(男)名前をつけることもさえ性差別になる時代が来る。子のついた名前の男とか。そういや、小野妹子は男だし。どちらでもないフラットな名前が増えるかな。光とか海とか翼とか茶とか入鹿とか。
今の日本は、ローマ時代のパンとサーカスより酷い。サーカス=オリンピック、パンは公助だ。しかも、その頃、ローマは投票権を奪い、市民は国政に対する関心を失った . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1921回。
「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『返校 言葉が消えた日』
独裁政権に抑圧されていた台湾、発禁本を書き写す読書部に入った高校生と先輩が夜の学校から出られなくミステリー・ホラー。
2017年に . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第1442回は、『冬冬の夏休み』(1984)
現代は、『冬冬的假期』。英語題は、『A SUMMER AT GRANDPA'S』。
製作国:台湾上映時間:98分
スタッフ。
監督:ホウ・シャオシェン(侯孝賢)原作:チュー・ティエンウェン脚本:ホウ・シャオシェン、チュー・ティエンウェン撮影:チェン・クンホウ
. . . 本文を読む
五十歩百歩はいづれ五百歩と千歩になる。
映画のもったいないは過去ではなく、未来にある。
「諦めたら、そこで試合終了だけど、諦めても終了できないことってあるよね。人生とか」『うらみちお兄さん』より
NETFLIXの宣伝の酷さは、中身がよくても周囲がそれを潰す日本のコンテンツ関連周辺をまんま表現してい . . . 本文を読む
PFFグランプリ受賞の『つづく』のU-NEXTでの配信は、8月23日(月)からだそうです。8月と聞いていたので、勇み足でお知らせしてしまってました。配信期間は2022年7月31日(日)までだそう。
『つづく』は、母の再婚相手に初めて会う妹と兄の物語。実話の映画化。数名の俳優以外は実際の方々が出演している。2002年ぴあフィルムフェスティバルでグランプリと観客(名古屋)賞を受賞。
. . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1920回。
「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ザ・スーサイド・スクワッド/“極”悪党、集結』
ヴィランによる消耗部隊“スーサイド・スクワッド”の活躍を描くアクション・スリ . . . 本文を読む
報告。『かく恋慕』がブータンのドゥク国際映画祭のJULY-Resultsにおいて長編劇映画部門のOUTSTANDING ACHIEVEMENT AWARD(卓越した業績賞)を受賞しました。あぁブータンにも届いたわ。おかげさまです。ありがとうございます。大仰な感じですが優秀賞って感じみたいです。
https://diff-bt.com/monthly-results-july-2021/ . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第1441回は、『ジャドヴィル包囲戦 -6日間の戦い- 』(2016)
原題は、『THE SIEGE OF JADOTVILLE』。『ジャドヴィル包囲戦』。
製作国:アイルランド / 南アフリカ上映時間:108分
スタッフ。
監督:リッチー・スマイス製作:アラン・モロニー、テッド・サランドス、リッチー・スマ . . . 本文を読む
で、ロードショーでは、どうでしょう? 第1919回。
「なんか最近面白い映画観た?」「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『ジャッリカットゥ 牛の怒り』
暴走水牛を追う1000人の村人たちを描くインド発のアニマル群像劇スリラー。
監督は、インド期待の俊英リジョー . . . 本文を読む
ジェンダー的な笑いをどう扱ってきたかを考察するために『映画クレヨンしんちゃん』を見ているのだが、2010年『オラの花嫁』はあからさまに女性の固定観念と押し付けが強い。2012年『宇宙のプリンセス』からじょじょに方向性が変わる。2014年『ロボとーちゃん」でも少しあるが、ここらへんからかなり減って、2017年『宇宙人シリリ』、2018年『カンフーボーイズ』で意識的に笑いの方向性を変えてきているのがわ . . . 本文を読む
【俺は好きなんだよ】第1440回は、『緑色の髪の少年』(1948)
原題は、『THE BOY WITH GREEN HAIR』。『緑色の髪をした少年』。
製作国:アメリカ上映時間:82分
配給:セントラル
スタッフ。
監督:ジョセフ・ロージー製作:ドア・シャリー原作:ベッツィ・ビートン脚本:ベン・バーズマン、 . . . 本文を読む