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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

昇る夕陽。  『夕陽のガンマン』

2020年09月12日 00時02分16秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1305回は、『夕陽のガンマン』(1965)

 

 

原題は、『PER QUALCHE DOLLARO IN PIU』。
英語題は、『FOR A FEW DOLLARS MORE』。
『もう数ドルのために』。

『ドル箱三部作』(イタリア語:Trilogia del dollaro、 英語:Dollars Trilogy)、または『名無し三部作』(Man with No Name Trilogy)の第2作目。

 

 


製作国:イタリア / スペイン
上映時間:132分

配給:UA
 



 

スタッフ。

監督:セルジオ・レオーネ
製作:アルベルト・グリマルディ
脚本:ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ、セルジオ・レオーネ
撮影:マッシモ・ダラマーノ
音楽:エンニオ・モリコーネ

 


出演。

クリント・イーストウッド  (モンコ(「名無しの男」))
リー・ヴァン・クリーフ   (ダグラス・モーティマー大佐)
ジャン・マリア・ヴォロンテ  (エル・インディオ(スペイン語で“インディアン”という意味))

マリオ・ブレガ   (ニーニョ)
ルイジ・ピスティッリ   (グロッギー)
アルド・サンブレル   (クチーリオ)
クラウス・キンスキー   (ワイルド)
ベニート・ステファネリ   (ヒューイ(別名ルーク))
ルイス・ロドリゲス   (マヌエル)
パノス・パパドプロス   (サンチョ・ペレス)

ダンテ・マジオ   (インディオと同じ刑務所の囚人、元大工)
ディアナ・ラビト   (キャラウェイの女)
ショパンニ・タラロ   (サンタ・クルスの電信技士)
ヨゼフ・エッガー   (地獄耳の老人)
ロレンツォ・ロブレド   (裏切り者)
マラ・クルップ - メアリー  (ホテルの主人の妻)
マリオ・メニコニ   (車掌)
ロベルト・カマディエル   (駅の店員)
セルジオ・メンディサバル   (トゥーカムケアリの銀行支店長)
トーマス・ブランコ   (トゥーカムケアリの保安官)
ローズマリー・デクスター   (モーティマーの妹)
ピーター・リー・ローレンス   (モーティマーの義弟)

 

 

物語。

賞金稼ぎのダグラス・モーティマー大佐は、1,000ドルの賞金首を仕留めるが、保安官事務所で10,000ドルの賞金が賭けられたインディオ一味が近くにいることを小耳にはさむ。

ちょうど2,000ドルの賞金首を仕留めた賞金稼ぎのモンコ(名無しの男)もインディオ一味を狙っており、モーティマーはモンコと組んで一味の賞金を山分けすることにする。一味は、顔馴染みの悪党グロッギーと共にエルパソ銀行を襲撃しようと企んでいた。

 

 

殺人強盗犯と、彼をめぐって衝突しあうふたりの賞金稼ぎを描くウェスタン。

『荒野の用心棒』に続いてイーストウッド×セルジオ・レオーネ作品。

エンニオ・モリコーネも音楽で再び参加し、主題歌もヒットした。

 

主人公のあだ名はモンコ(Manco)は、スペイン語で「片腕」。
由来は、彼が銃を撃つときと馬に乗るとき以外決して右腕を使わないため。

 

 

『ドル箱三部作』または『名無しの男三部作』は、『荒野の用心棒』(A Fistful of Dollars、1964年)、『夕陽のガンマン』(For a Few Dollars More、1965年)、『続・夕陽のガンマン』(The Good, the Bad and the Ugly 、1966年)の三本。
『新・夕陽のガンマン/復讐の旅』(原題:Da uomo a uomo)は無関係。

ちなみに、セルジオ・レオーネ監督作品、『ウエスタン』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』、『夕陽のギャングたち』(伊題:Giù la testa、英題:Duck, You Sucker)を『ワンス・アポン・ア・タイム三部作』とも呼ぶ。
夕陽つながりで、『夕陽のガンマン』、『続・夕陽のガンマン』、『夕陽のギャングたち』をまとめたソフトのセットもある。

 

『荒野の用心棒』の設定をアレンジしたかのような物語で、賞金首と賞金稼ぎの騙し合いにわくわくしますぜ。

 


このブログでも書いたつもりで、うっかりしてました。

定番の出来ですが、話は普通めなので、最初の方に見るといいです。
と、今更紹介している癖に言いますが。

 

 

 

 

 

ややネタバレ。

日本で発売されている『夕陽のガンマン』はすべてアメリカ版。イタリアの原版とは微妙に違っているそう。

 

 

モンコ(クリント・イーストウッド)がサブ主役でダグラス・モーティマー(リー・ヴァン・クリーフ)がメイン主役。
理と情でかっつりキャラが分けられている。

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

『ワイルドスピード5』の金庫の奪い方は、今作からのインスパイアではなかろうか。

 

 

 

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