で、ロードショーでは、どうでしょう? 第936回。
「なんか最近面白い映画観た?」
「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」
『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』
1996年に大ヒットしたローランド・エメリッヒ監督によるSF超大作『インデペンデンス・デイ』の20年ぶりの続編。
人類が侵略者を撃退してから20年後の地球を舞台に、再び現われた宇宙からの侵略者と人類との激闘の行方を壮大なスケールで描き出す。
監督は、引き続きローランド・エメリッヒ。
物語。
20年前、エイリアンとの戦いに辛うじて勝利し、独立を高らかに宣言した人類は、再び迎えるであろうその時に備え、多大な犠牲と技術革新の上に、強固な地球防衛システムを築き上げてきた。
ついに再び地球に襲来したエイリアンの宇宙船だったが、彼らはまるで攻撃を仕掛けてこない。
疑心暗鬼に捕らわれた人類は、確認もせず、先制攻撃に打って出る。
簡単に破壊できてしまったその宇宙船の調査を始めると・・・。
原案は、ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ、ニコラス・ライト、ジェームズ・A・ウッズ。
脚本は、ニコラス・ライト、ジェームズ・A・ウッズ、ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ、ジェームズ・ヴァンダービルト。
出演。
リアム・ヘムズワースが、パイロット。
ジェフ・ゴールドブラムが、防衛隊長。
ビル・プルマンが、元大統領。
マイカ・モンローが、元大統領の娘。
シャルロット・ゲンズブールが、医学博士。
ブレント・スピナーが、オーキン博士。
ウィリアム・フィクトナーが、防衛責任者。
ジャド・ハーシュが、パイロット。
アンジェラベイビーが、パイロット。
ヴィヴィカ・A・フォックスが、ヒラー大尉の妻。
ほかに、トラヴィス・トープ、ジェシー・アッシャー、など。
スタッフ。
製作は、ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー。
撮影は、マルクス・フォーデラー。
20年後の続編。ローランド・エメリッヒ節爆発で期待通り『底抜け!宇宙戦争』になっている。シナリオは雑なようで徹底的な伏線回収と王道展開をし続けて、逆にギャグ。『1』を覚えていると10倍笑えるし、ウィル・スミスの写真という鉄板ギャグに加え、ちゃんとエイリアンを殴るシーンもあります。
あ、未来SFな画もそこそこ楽しめますよ。
金はかけまくった(約170億円)SFコメディの好作。
おまけ。
原題も、『INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE』。
リサージェンスは、復活という意味ですね。
予告編では、「インディペンデンス」とちっちゃい「ィ」が入るんだよなぁ。
独立系はインディーズっていうから、やっぱインディペンデンスなんだろうなぁ。
上映時間は、120分。
製作国は、アメリカ。
キャッチコピーは、「あの日から20年。決戦に備えていたのは、人類だけではない。」
ややネタバレ。
3作目も企画中だそう。
今度は、宇宙へ攻撃に出るそうですよ。
ちなみに、ローランド・エメリッヒの次作は、『Moonfall』で、月が落ちてくる災害映画だそうです。
『スターゲイト』の続編かリブートも準備中みたいですね。
そうなると、『ユニバーサル・ソルジャー』、『インデペンデンス・デイ』に『スターゲイト』と3つのSFシリーズを持つSFゴッドファーザーになるわけですね。
ネタバレ。
まぁ、王道とは書きましたが、基本、ご都合主義満載という意味でもある。
前作はオリジナル『宇宙戦争』のリメイクみたいな話だったが、今回も『エイリアン2』と『スターシップ・トルーパーズ』などいろいろ引用してます。