菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

声を見る。 『映画 「聲の形」』

2018年11月21日 00時00分20秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1078回は、『映画 「聲の形」』(2016)

 

 

英語題は、『The shape of voice』。
『聲の形』。

国際題は、『A SILENT VOICE』。
『その静かなる聲』。

 

 



上映時間: 129分
製作国: 日本
映倫: G

 

 

 

 

スタッフ。

監督: 山田尚子
アニメーション制作: 京都アニメーション
演出: 小川太一、河浪栄作、山村卓也、北之原孝將、石立太一
絵コンテ: 山田尚子、三好一郎、山村卓也
製作: 八田英明、吉村隆、沖中進、加藤雅己、高橋敏弘、吉羽治
企画: 八田陽子、古川陽子、西出将之、中嶋嘉美、黒田康太、松下卓也
プロデューサー: 大橋永晴、中村伸一、植月幹夫、飯塚寿雄、立石謙介
原作: 大今良時 (講談社コミックス刊)『聲の形』
脚本: 吉田玲子
キャラクターデザイン: 西屋太志
総作画監督: 西屋太志
作画監督: 門脇未来、丸木宣明、明見裕子、植野千世子、角田有希、岡村公平、池田和美、西屋太志
美術監督: 篠原睦雄
色彩設計: 石田奈央美
撮影監督: 高尾一也
編集: 重村建吾
音響監督: 鶴岡陽太
音楽: 牛尾憲輔
音楽プロデューサー: 中村伸一
主題歌: aiko 『恋をしたのは』
設定: 秋竹斉一

 

 


声の出演。

入野自由  (石田将也)
早見沙織  (西宮硝子)
悠木碧  (西宮結絃)
小野賢章  (永束友宏)
金子有希  (植野直花)
石川由依  (佐原みよこ)
潘めぐみ  (川井みき)
豊永利行  (真柴智)
松岡茉優  (石田将也(小学生))
小島幸子  (島田一旗(小学生))
武田華  (広瀬啓祐(小学生))
小松史法  (竹内先生)
谷育子  (西宮いと)
鎌田英怜奈  (マリア)
濱口綾乃  (将也の姉)
綿貫竜之介  (ペドロ)
西谷亮  (島田一旗)
増元拓也  (広瀬啓祐)
ゆきのさつき  (石田美也子)
平松晶子  (西宮八重子)

 

 

キャッチコピーは、「君に生きるのを手伝ってほしい」。

 

 

 

物語。

楽しいことが全ての小学6年生のガキ大将、石田将也。
ある日、クラスに耳の聞こえない少女、西宮硝子が転校してくる。
将也は硝子を無邪気にイジメるようになり、他のクラスメイトたちも追随し、硝子への悪質なイジメや嫌がらせが常態化する。
将也はクラスメイトたちの裏切りに遭い、イジメ問題の責任を一人で背負わされてしまう。

それから5年、すっかり心を閉ざしたまま高校生となっていた将也は、ある決意を胸に硝子のもとを訪ねる。

 

 

 

 

 

 

大今良時のベストセラー・コミックスを『涼宮ハルヒの憂鬱』、『けいおん !』の京都アニメーションの制作で映画化した長編アニメーション。

 

小学校の時に聴覚障害を持つヒロインに酷いイジメをしてしまった主人公が、高校生になり、彼女を捜し出して謝ろうとしたことから止まっていた時間が再び動き始めるさまを描く。

 

監督は、『けいおん !』、『たまこラブストーリー』の山田尚子。

 

 

2016年は、『君の名は。』、『この世界の片隅に』と、今作があり、記録にも記憶にも残る秀作長編アニメーションが生まれ、ジブリ以外で大豊作となった年となった。

 

後半の心情表現が少し過剰な気もしなくもないが。
そこに若さと切羽詰まった最悪の決意をしてしまう心のブレーキになり得る力があるもいえる。

 

日本のアニメ表現の強みでもある。
消えている自分という存在を示す表現はまさにアニメならでは。

邦画の豊かさを支えています。
実写化はされないだろう、『心が叫びたがっているんだ。』のようには。
いや、ドラマ化とかしちゃうのかも。

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11月19日(月)のつぶやき | トップ | 11月20日(火)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

俺は好きなんだよ!」カテゴリの最新記事