菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

抑圧はよくあってはならない。 『セデック・バレ 第一部:太陽旗』

2016年08月14日 00時00分33秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第855回は、『セデック・バレ  第一部:太陽旗』(2011)

 

 

原題は、『賽克・巴』。

英語題は、『WARRIORS OF THE RAINBOW I: SUN FLAG』。

『虹の戦士』 ですね。

 

 

上映時間: 144分
製作国: 台湾
映倫:R15+

 

 

スタッフ。

監督: ウェイ・ダーション
製作: ジョン・ウー、テレンス・チャン、ホァン・ジーミン
美術プロデューサー: 赤塚佳仁
脚本: ウェイ・ダーション
撮影: チン・ディンチャン
プロダクションデザイン: 種田陽平
音楽: リッキー・ホー

 

 

出演。

リン・チンタイ  (モーナ・ルダオ(壮年))
マー・ジーシアン  (タイモ・ワリス)
ビビアン・スー  (高山初子(オビン・タダオ))
安藤政信  (小島源治)
ルオ・メイリン  (川野花子(ナビン・タウイ))
ダー・チン  (モーナ・ルダオ(青年))
ランディ・ウェン  (マホン・モーナ)
木村祐一  (佐藤愛佑)
春田純一  (江川博通)
田中千絵  (小島の妻)(特別出演)
マー・ルーロン (特別出演)
ウー・ポンフォン (特別出演)

 

 

物語。

台湾中部の山岳地帯に住む誇り高き原住民族、セデック族。

狩猟で生計を立てる彼らは自然との調和を大切にする一方、部族間の争いでは、戦った相手の首を狩るという勇猛な伝統を受け継いでいた。

そんな中、1895年に台湾が日本の統治下に入ったことで、セデック族の暮らす山奥にも日本軍が押し寄せ、集落が次々と支配下に収められていった。

そして、日本軍は、セデック独自の伝統や文化は野蛮なものとして強制的に禁じ、彼らにも日本の教育や文化を押しつけていく。

それから35年、かつて勇猛果敢な青年としてその名を轟かせたマヘボ集落の頭目モーナ・ルダオは、ひたすら耐え忍ぶ日々を送っていた。

しかし、ついに忍耐の限界を迎えたモーナは、セデックの誇りを懸けた全滅覚悟の武装蜂起を決意する。

 

 

 

 

  

『海角七号/君想う、国境の南』のウェイ・ダーション監督が、日本統治下の台湾で勃発した、原住民族“セデック族”による大規模な抗日暴動“霧社事件”を、壮絶なバイオレンス・アクションで完全映画化した歴史超大作。

 

日本公開に際しては、海外向けの短縮バージョンではなく、第一部&第二部連続上映による全276分の完全版(台湾ドメスティックバージョン)での上映が実現。本作はその第一部「太陽旗」編。
 

台湾では、一本の映画として公開された。

 

重さのあるエンターテインメントです。 

 

 

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