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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

文句なしの叫びの第5弾。  『スクリーム』(2022)

2023年04月19日 00時00分01秒 | 俺は好きなんだよ!

【俺は好きなんだよ】第1707回

 

『スクリーム』(2022)

 

原題は、『SCREAM』。
『叫び』。

 

 

製作国:アメリカ
上映時間:114分

 

スタッフ。

監督:マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット
キャラクター創造:ケヴィン・ウィリアムソン
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト、ガイ・ビューシック
撮影:ブレット・ユトキーヴィッチ
音楽:ブライアン・タイラー

 

 

出演。

シリーズ共通キャスト。(キャスト) <日本語吹替>

シドニー・プレスコット (ネーヴ・キャンベル) <根谷美智子>
ゲイル・ウェザーズ  (コートニー・コックス) <佐々木優子>
デューイ・ライリー (デヴィッド・アークエット) <宮本充>
ジュディ・ヒックス (マーリー・シェルトン) <甲斐田裕子>
声 (ロジャー・L・ジャクソン) <山野井仁>

 

シリーズ新キャスト。

サム・カーペンター (メリッサ・バレラ) <内田真礼>
タラ・カーペンター (ジェナ・オルテガ) <逢田梨香子>

リッチー・キルシュ (ジャック・クエイド) <平野潤也>
ウェス・ヒックス (ディラン・ミネット) <上住谷崇>
チャド・ミークス・マーティン (メイソン・グッディング) <須藤翔>
ヴィンス・シュナイダー (カイル・ガルナー) <リヴの元恋人>
ミンディ・ミークス・マーティン(ジャスミン・サボイ・ブラウン) <杉山里穂>
アンバー・フリーマン (マイキー・マディソン) <木下紗華>
リヴ・マッケンジー (ソニア・ベン・アマル) <田野アサミ>
ヴィンソン (チェスター・タム) 
ファーニー (レジー・コンクエスト) 


カメオ出演。

ビリー・ルーミス (スキート・ウールリッチ) <三木眞一郎>
マーサ・ミークス (ヘザー・マタラッツォ) <米倉希代子>

 

 

 

物語。

あのゴーストフェイス仮面の連続猟奇殺人事件から25年が経ったウッズボローの街。
10代少女タラに、謎のゲームに誘う不気味な電話がくる。
玄関から外へ出ようとしたタラは、ゴーストフェイス仮面姿の人物に襲われる。
殺人鬼の再来を知ってデューイは、シドニーやゲイルに注意を促す。

 

故郷に戻った若い女性が、あの仮面の連続殺人犯による殺人に巻き込まれるミステリー・ホラー・スリラー。

 

他界したウェス・クレイブン監督の跡を継ぎ、監督を務めたのは『レディ・オア・ノット』のマット・ベティネッリ=オルピンとタイラー・ジレット。

デューイ役のデビッド・アークエット、シドニー役のネーブ・キャンベル、ゲイル役のコートニー・コックスらオリジナルキャストに加え、『ウェンディー』のジェナ・オルテガ、『イン・ザ・ハイツ』のメリッサ・バレラらが新たに参加。

 

 

11年ぶりの続編なので、この作品から見ても、大丈夫なように出来ている。
流行りの同窓会映画となっており、オリジナル主要キャストが再演している。
二番手だが、『ウェンズデー』でスターとなったジェナ・オルテガが主演として、その魅力を発している上、メリッサ・バレラもその実力でキャラクターに力強さを与え、ホラーの定番に飲み込まれない。なにより、どっちからわからないシリーズのフックを担うジェイク・クエイド(デニス・クエイドとメグ・ライアンの息子)も光っている。

 

2011年の『スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション』の直接の続編で、2015年に亡くなったウェス・クレイヴンが監督していないシリーズとしては初の作品となる。(TVシリーズもあるが)
そして、マンネリとムリヤリと言われた、第4弾を乗り越え、11年ぶりの続編として今作『5』がつくられる。(ブラムハウスが製作)
魅力的な、メリッサ・バレラ、ジェナ・オルテガの姉妹のキャラに絡むジャック・クエイドが輝きを与え、かつてのオリジナルキャストも活き活きとしており、新鮮さを取り戻したと言われて、復活ヒットを放つ。
しかも、今作のヒットにより、『5』を引き継いだ『6』がつくられる。
『6』は2023年にアメリカで公開され、シリーズ最大のヒットを記録した。
『スクリーム』シリーズは、インフレーション調整の興行収入で、『5』までで、4億4290万ドルを稼いでおり、アメリカ国内のホラーフランチャイズとしては6番目に高い収益を上げていたが、『6』の人で塗り替えており、ホラー界の『ワイルド・スピード』となった。

このホラーフランチャイズのヒットランキング(2022年時点)。
1位:『13日の金曜日』シリーズ 6億8710万ドル
2位:『エルム街の悪夢』シリーズ 5億9280万ドル
3位:<ハンニバル・レクター>シリーズ 5億8870万ドル、
4位:『ハロウィン』シリーズ 5億5750万ドル
5位:『ソウ』シリーズ 4億5740万ドル
6位:『スクリーム』 4億5700万ドル
7位:『サイコ』シリーズ 3億7630万ドル
8位:『悪魔のいけにえ』シリーズ 3億460万ドル
9位:『チャイルド・プレイ』シリーズ 2億300万ドル
10位:『死霊のはらわた』シリーズ 1億5400万ドル

恐ろしいことに、『ハロウィン』は最新作が間もなく公開。
『チャイルド・プレイ』『死霊のはらわた』『ソウ』『スクリーム』が継続中な上、他のシリーズがいつ戻ってきてもおかしくない。
予測値だが、もうすぐ『スクリーム』が5位、『ハロウィン』が2位となる。
(ちなみに、インフレ調整しないと、『ソウ』『スクリーム』『ハロウィン』がベスト3争い中)

 

 

受賞歴。

2022年のMTVムービー・アワードにて、恐怖演技賞(ジェナ・オルテガ)を受賞。

同賞で、作品賞(映画部門) にもノミネートされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ。

実は、『スクリーム』に触発されたかのような事件が、現実に3回起きている。(ゴーストフェイスをかぶった犯人もいる)

とはいえ、源治うtの事件でもそういうことは起こるものであり、ホラーに限らず、感情に強く影響を与えるものが人に何を引き起こすかは予測がつくものではないし、その影響による行動は個人の問題であると考えるべきだ。

 

 

 

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