【俺は好きなんだよ】第1569回
『ベケット』(2021)
原題は、『BECKETT』。
『ベケット』。
製作国:アメリカ
上映時間:109分
スタッフ。
監督:フェルディナンド・シト・フィロマリーノ
製作:ルカ・グァダニーノ
撮影:サヨムプー・ムックディプローム
編集:ヴァルテル・ファサーノ
音楽:坂本龍一
出演。(役名)(日本語吹替声優)
ジョン・デヴィッド・ワシントン (ベケット)(小松史法)
アリシア・ヴィキャンデル (エイプリル・ハンソン)(中村千絵[2])
ボイド・ホルブルック (スティーヴン・タイナン/アテネの米国大使館職員)(小林親弘)
ヴィッキー・クリープス (レナ/ドイツ人政治活動家)(永宝千晶)
パノス・コロニス (クセナキス) (楠見尚己)
マリア・ヴォッティ (エレニ) (大井麻利衣)
ヨルゴス・ピルパソプロス (カラス)
物語。
ギリシャへ旅行にやって来たアメリカ人男性ベケットと恋人エイプリル。
自動車事故を起こし廃墟の中に車ごと突っ込んだ彼は、そこで赤毛の少年と金髪の女性を目撃する。
それ以来なぜか命を狙われる羽目に陥ったベケットは、逃亡中に出会った政治活動家レナらの助けを借りながらアメリカ大使館を目指す。
旅先で政治的陰謀に巻き込まれ命を狙われた男の運命を描いたサスペンススリラー。
主演は、『TENET テネット』のジョン・デビッド・ワシントン。
共演は、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル、『ザ・プレデター』のボイド・ホルブルック、『ファントム・スレッド』のビッキー・クリープス。
監督は、『Antonia.』のフェルディナンド・シト・フィロマリーノ。
日本では今作が初紹介となる。
音楽は、坂本龍一が担当。
Netflixで2021年8月13日から配信。
緊迫感はなかなか。
ミステリーはざっくりですが。
ドラマが薄いのも気になりますけどね。
ジョン・デビッド・ワシントンの困り顔を味わえます。
アリシア・ヴィキャンデルは出番少々です。
なんといっても、異国の不穏さな雰囲気を味わえます。
坂本龍一の音楽がそれを後押し。
後半のチェイスがよいので、そこで今作を推したい。