【俺は好きなんだよ】第1713回
『映画クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』(2010)
製作国:日本
上映時間:99分
映倫:G
配給:東宝
スタッフ。
監督:しぎのあきら
チーフプロデューサー:和田泰、杉山登、松下洋子、中島一基
プロデューサー:吉田有希、今川朋美、鶴崎りか、鈴木健介
原作:臼井儀人
脚本:横手美智子
キャラクターデザイン:原勝徳、大木銀太郎
イメージボード:岸義之
作画監督:原勝徳、針金屋英郎
色彩設計:野中幸子
撮影監督:梅田俊之
編集:小島俊彦
音響監督:大熊昭
音楽:多田彰文、荒川敏行
主題歌:mihimaru GT 『オメデトウ』
OPねんどアニメ:石田卓也
声の出演。(声のキャスト)
しんのすけ (矢島晶子)
みさえ (ならはしみき)
ひろし (藤原啓治)
ひまわり (こおろぎさとみ)
シロ/風間くん (真柴摩利)
ネネちゃん (林玉緒)
マサオくん (一龍斎貞友)
ポーちゃん (佐藤智恵)
タミコ (釘宮理恵)
金有増蔵 (内海賢二)
花嫁(希望)軍団・涼子 (白石涼子)
花嫁(希望)軍団・朱未 (神田朱未)
花嫁(希望)軍団・春菜 (近藤春菜)
花嫁(希望)軍団・黒沢 (黒沢かずこ)
花嫁(希望)軍団・愛 (はるな愛)
花嫁(希望)軍団・あさこ (いとうあさこ)
花嫁(希望)軍団・椿 (椿鬼奴)
アクション仮面 (玄田哲章)
団羅座也 (茶風林)
金有電機CMナレーション (石井康嗣)
金有電機CMナレーション (あおきさやか)
司会 (大西健晴)
TVナレーション (倉田雅世)
ジャンク屋 (楠見尚己)
店主 (菅原淳一)
子供A (笹島かほる)
子供B (いのくちゆか)
メケメケ団員 (小田敏充)
メケメケ団員 (中田隼人)
警備員 (東龍一)
大人のしんのすけ (神奈延年)
物語。
ある日、しんのすけの前に、未来の花嫁だというタミコが現われる。
大人のしんのすけが、未来都市“ネオトキオ”の支配者・金有増蔵に捕まってしまい、助けるためには5歳のしんのすけの力が必要なのだという。
半信半疑ながらも、タミコとともにしんのすけはタイムマシンで未来へ。
そのタイムワープにカスカベ防衛隊の仲間たちも舞い込まれて未来へ。
そんな彼らを、増蔵が放った強烈な刺客軍団が追う。
未来へ来たしんのすけたちが、未来の花嫁と大人のしんのすけを助けようとするアクション・アドベンチャーコメディア・アニメ。
『クレヨンしんちゃん』劇場版第18弾。
エンディングクレジットで、故人となった臼井儀人先生に謝辞がある。
この作品の途中で、2009年の9月事故でお亡くなりになられてしまったので。
(映画は、2020年の4月公開)
どこかにその悲しみがにじみ出たようなウェットな感じのある異色作になっている。
『ドラえもん』の未来回に近い感触。
大人しんちゃん系統とも違う、大人子供な感じが、刺さる人には刺さるし、笑いから見ると少し薄めな感じもしてしまうので、児童向けとしては、少々座りが悪い部分もある。
例えば、ネネちゃんが言う「大人の生活はリアルおままごとよりずっと大変なのよ」なんかが、大人の事情を子供に受け取らせるようなものとかね。
大人目線がちょっと強い。
だが、その分、大人になってから見ると、ぐっとくる。
成長しなギャグマンガの成長した姿をみるだけで、感慨が溢れてちゃうよね。