一期一会

日々是好日な身辺雑記

トラブル!エアチャイナ北京経由パリ行き

2024年05月16日 | 旅行
16日(木)は羽田発8:30のエアチャイナ(中国国際航空)便に乗り北京経由でパリに向かう。
この便は昨年10月に上海旅行から戻り直ぐに、格安航空券サイトのエアトリ、トラベルコなどで探し、最終的に英国本社のSkyscannerで航空料金、乗換え時間、飛行時間の3点から前述のエアチケットを購入した。今回のパリ、プロヴァンス旅行は2020年秋に計画していたが春先のコロナ禍発生により中止していた。昨年5月のコロナ禍の五類移行までの3年間の空白は、海外旅行を1番の楽しみとしている我々にとって長かっくた。

このコロナ禍の3年間で10万マイル以上あったJALマイレージもファミリーマートのクーポン、Suicaの一万円チャージ、国内旅行に代わった。コロナ禍前の3年遡ると2017年10月にローマ、ナポリ、シチリア旅行、2018年9月ボストン、トロント、モントリオール、ケベック旅行、2019年ブダペスト、ウィーン、ミュンヘン旅行としてきた。海外旅行も飛行機の搭乗時間や時差ボケなどに体力が必要で、我々の年代には一年一年が重要だ。
そういう意味ではエールフランスやJALでのパリ直行便がベストなのだが、ヨーロッパのインフレによる物価高や1ユーロ170円という円安から、JALの半額のエアチャイナ利用とした。
2018年のボストン旅行にはJAL直行便を利用したが、アメリカ東海岸ボストンへの飛行時間が長いのと、3回のボストン行きで東周りのフライトは時差ボケが酷いという経験があったのと、この年の株式投資が1番パフォマンスが良かったので直行便を買えた。



このブログの上段まではバス車内と空港ロビーで書いたものであり、現在時刻5/16(木)12:30で本来であれば北京空港でパリ行きの便を待っているところだが、それが機体トラブルで未だ羽田空港である。以下はライフログとしてトラブル顛末記をリアルタイムで書いている。修復の案内もなく持参した本を読んでも集中できないので、ブログでも書くしかない。iPhoneのイヤフォンを忘れたので、YouTubeで音楽も聞けない。

4;30発の羽田空港行き高速バスに乗り6:00に着く。チェックインして案内の出発ゲートは135番という事で3階の出発ロビーからエスカレーターで1階に降りるのだが、そこはバックパック旅行でよく利用したLCCエアアジアの待合所のようだった。機内にもゲートからダイレクトに乗るのではなく、トップ写真のようにバスに乗り搭乗するのだ。バスの乗車時刻はチケット記載の通り7:40で、搭乗した飛行機本体はやや古めで、座席前のモニターも洋画や音楽は聴けそうにもなかった。

座席で8:30の出発を待つが9時過ぎても動きだす様子がなく、中国語と中国訛りの英語で
機体トラブルで修理中とのアナウンス。チャイナエアライン(台湾)は日本女性CAがいたが、エアチャイナには日本語が通じるCAはいなかった。そこで(エアチャイナ運行状況)とGoogle検索したら9:45の出発となっていた。それでも離陸する様子もなく、とうとうバスに乗りまた空港ターミナルに戻ることになった10:30。搭乗カウンターには日本人女性がおり、今後の見通しを尋ねるが、欠航ではなく遅延というだけで復旧時刻も不明だった。
(搭乗カウンター)

(カフェでのランチ)


その内に12:00になり1500円の食事券を渡され出発ロビーのカフェでサンドウィッチとマンゴージュースでランチを取る。
この辺になるとすっかり諦めムードで、18:40パリ着も無理だろうと判断し、保険をかけてきた損保ジャパンに電話して、遅延に関わる保証や手続きの事を確認する。
それと在宅勤務だった娘からも連絡があったのでパリのホテルへのキャンセル連絡を頼む。この時点で羽田泊まりか北京泊まりか分からないが、パリに今日中に辿りつけないのは明らかだ。

保険の保証はともかくパリ滞在日数が1日減るのが残念だ。このような遅延トラブルは3度あって一つは現役時代だったので20年位前か、カミさんとニュージーランド南島をレンタカーで一周した時に帰りのキャセイ航空の便がエンジントラブルで5時間近く遅れ、香港で一泊する事になった。勿論キャセイ航空手配のホテルで無料だった。

もう一つは40代前半の外資コンピュータ会社時代にボストン本社への出張で、正月三が日明けの出発だったが、当日朝から大雪で電車が止まり箱崎ターミナルまで地下鉄で行ったが、バスも動かず昼出発の予定が箱崎ターミナルで缶詰状態になり、夜の出発になった。
この当時はボストン直行便はなく、シカゴ乗換えでオヘア空港は広く、乗り換えに電車を使った記憶がある。翌日ホテルの新聞で浩宮様と雅子様の婚約記事が大きく載っていた。
雅子様がハーバード卒ということからかと思った。その日は日曜日だったのでボストン美術館に地下鉄で行こうとしたが、外に出たら寒さで頭が割れるような痛さで、レンタカーを借りた。ボストン市内とケンブリッジの間を流れるチャールズリバーも凍っていたのが強い思い出だ。

もう一つは東日本大震災の時にタイに行った時に台湾から羽田への便が原子力発電所事故の影響で欠航になり、台湾に一泊した。
この件は1年後にタイ旅行をした時にこのブログに書いた。

現在時刻15:30、3階の出発ロビーのコンセント付きシートで書いたり、一階搭乗カウンターに見通しを確認に行ったりして全く見通しが立たない。これ以上書くこともないので
アップする。北京のWifiではSNSやGoogleも繋がらないし、今回はフランスではWifiのアクセス制限もないだろうと国際ローミングもしてない。

無事パリに辿りついたらこの顛末の続編をアップします。トラブルが完全に修復し取り敢えず北京に着くことを願ってここまでとする。