女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

おいしいものを食べよう!

2019-12-19 22:09:35 | 日記

 

きょうは予約していた緑内障の検査に行きました。

前回にいろいろな検査はしていましたので、

きょうは眼圧と視野の検査をしました。

視野検査は初めてでしたが、とても辛かったです。

オレンジ色の一点を見つめたままで、

そのまわりに小さな強弱の灯りがランダムに光ったときに、

手元にあるスイッチを押します。

瞬きはしていいですよと言われましたが、

目を大きく開くため瞼をテープで軽く固定されます。

思うように瞬きができなくて、涙が何度も頬を伝わりました。

まわりの灯りを見逃すまいと焦れば焦るほど、

目がシバシバしてよく分からなくなっていきました。

あ~、今思い出しても辛かった~。

 

その後、先生から検査の説明を受けました。

眼圧は両方とも180。これは問題ないですね

でも、これを見てください。この黒い部分が視野が欠けている所」

そう言いながら先生が指したモニターには、

両目の視野検査の結果が図になっていて、

視野の欠損した部分が黒くなっていました。

「左目は左下にありますね。

これは正常範囲内だけど、右目は中央にあるでしょ。

緑内障の可能性がありますね。

でも、今は緑内障だと診断できないんです。

進行性の病気なので、3か月後の検査で再度視野の検査ですね。

それで欠損があれば緑内障だと診断できます。

ただ、欠損した視野は戻りません」

 

ガ、ガ、ガーン!!!  そんなバナナ!!!

歳をとるということはこういうことだったのか。

いろいろな所が少しずつ老化して、

病気になったり、慢性的な辛い症状になったりするんですね。

健康だけが取柄で生きてきたのに、

老化と共にいろんなものが押し寄せてくる・・・。

午後は出勤しましたから、同僚たちにちょっと愚痴り、

どろ~としていたら、STさんから、

「元気出せ!」とはっぱかけられました。

STさんは狭心症、人工透析もしていて、

朝6時半から午後の4時半まで働いています。

そのSTさんに言われたら元気出すしかないのです。

「はい!」と返事しました。

 

10年前にドライアイの治療をしていたときも、

緑内障かもしれないと言われ、

そのときは緑内障に詳しい別の眼科に検査に行きました。

結局、緑内障ではなかったのですが、今回はどうなるでしょうか。

でも、まだ分からないことのことで悩むのは止めよう!

おいしいもの食べて、どろ~んとした気分を変えよう!

そうだ、あのプレミアム商品券で何か買おう!

 そう思ってお寿司を買って、おいしいいただきました💗

あしたからもガンバルよ~。

 

 

 


小さな喜びと大きな負担。

2019-12-18 21:44:23 | 老化現象・老後準備

9月ごろにプレミアム付商品券購入の案内が来ていました。

興味がなかったので、そのままにしておきました。

興味がないというより、よく分かってなかった・・・。

すると、少し前にまた購入の案内が来ました。

とりあえず申請をして、

そのあとで商品券の購入を検討してはいかがでしょうか、

というような内容でした。

そうか、とりあえず申請しておけばいいのか。

めんどくさがり屋のわたしですが、

2度目に来た案内文に誘われるまま、すぐに購入の申請をしました。

するとすぐに購入引換券が来たので、

きのう、限度額いっぱいの額面が25,000円のものを、

20,000円で購入しました。


住民税が非課税のわたしですが、

税金から5,000円のプレミアムを、いただくのはちょっと気がひけます。

ですが、実際に手にしてみるとうれしいし助かります。

これから何に使おうか、年末年始のごちそうを一品増やそうか、

などと色々と考えています。


しかし、ちょっといい気分でいたのも束の間、

きょう、介護保険のお知らせと納付書が来ました。

64歳までは国民健康保険料と一緒に納付していましたが、

65歳になったので年金からの天引きされます。

準備期間として半年から1年間かかるため、

その間は納付書での納付するということです。

 

それにしても保険料が高くなったなぁ。

65歳とはそういう歳なのか・・・。

住民税を払えるほど収入がなく、

そして、介護される側になった歳になり、

だから保険料も高くなる・・・。

小さな喜びと、大きな負担を感じて、

厳しい老後の経済が迫ってくるような気がしました。





願い再び。

2019-12-16 22:06:49 | 老化現象・老後準備

伯母は来月で94歳になります。

「来月まで頑張りたいけど、

1月はみんなに集まってもらうには寒いでしょう。

だから、少し暖かくなる3月がいいわね」

前回お見舞いに行ったときも同じことを言っていました。

そのときの伯母は食欲が落ちて、水やお茶や牛乳しか喉を通らず、

ベッドから起き上がることができませんでした。

その伯母の様子を見ていて、

願いは叶うことはないだろうと思っていましたが、

その後、伯母はメキメキと回復。

ベッドから起き上がることはできませんが、食事も普通食に戻りました。

 

昨日訪ねたときは、ベッドで上半身を起こして、

従兄のお嫁さんが持って行った豆大福にかぶりつき、

ミルクコーヒーをガブガブ飲んで、大きなプリンも完食。

大丈夫???って思うほど食べていました。

それだけ食べられる体力があるせいか、表情もはっきりして冗談も連発。

今度の願いは叶うかな・・・。

「さっき言ったこと、お願いしたわね」

と自分の最後のことを、お嫁さんに念押ししていました。


伯母の施設からの帰り従兄の車の中で、

「年賀状はどうした?」とお嫁さん。

「印刷手配しました」

「うちはどうしようかな~。

何かあっても、出したら出したでいいと思うんだけど」

「あの調子なら大丈夫でしょ」

「元気になっちゃったもんな~」


いくら祈っても願っても、旅立ちは思い通りにはいきません。

それでも願わずにいられない。

人間は最後の最後まで段取りを、つけたいものなのでしょうか。

まとめ役が多かった伯母ならなおさらだと思います。

伯母の願った最後になるように、わたしも祈ることにします。



 


KさんとOE君とTちゃん。

2019-12-14 22:53:48 | 日記

きょうは勤務先の部の忘年会。

都内のホテルのビュッフェに200人ぐらいが集まりました。

ほとんどはパートさんですが、知った顔の社員さんたちも来ていました。

いつも話をしているメンバーで同じテーブルに座りました。

そのテーブルにはもう先に座っている人がいました。

ちょっと落ち着きがなくて、わたし達と話すでもなく、

なんだか心ここにあらずといった感じ。

「あの人はKさん」と隣に座ったNさん。

ああ、この人がKさんでしたか・・・。

午後のパートさんからもたびたび名前を聞かされていましたが、

Kさんは午前中の勤務なのでお会いするのは初めてでした。

少し変わっている、マイペース・・・、

いろいろな噂話は聞いていました。

 

「ちょっとTちゃんを彷彿とさせるよね」

「ホント。よく似た感じですよ」

「でもさ、Kちゃんは言われたことにはすごく素直さ。

仕事も丁寧できちんとしててさ、Tちゃんとは大違いだよ。

だから、20年も勤めてこられたんだよ」

(えっ・・・、20年も・・・)

 

そして、隣の隣には洗濯室で作業をしているOE君がいました。

洗濯室で会っても話したことはありません。

きょうも会話をしたわけではありませんが、

40歳というOE君は小学生のような話しぶりでした。

それはちょっとびっくりしたけれど、

クイズでお菓子が当たたった時の顔は、

ほんとうにうれしそうで、わたしまでうれしくなりました。

今度、洗濯室で会ったときは、挨拶だけでなくちょっと話してみようかな。

でも、よく、ひとりで参加したものだと感心しました。

 

Tちゃんは、復職してから1週間だけ来ましたが、

その後はずっと休んでいます。

相変わらず同僚たちはTちゃんのことを厳しく言っています。

確かに休んだらTちゃんの状況はさらに厳しくばかり。

休まずに頑張って来てほしかったけど、それができないのもTちゃん。

今ごろどうしてるでしょうか。

KさんとOE君のように同じテーブルで、

食事をしながら、笑ったり、おしゃべりしたかったな・・・。

忘年会の帰り、クリスマスの包装紙のお菓子を買いました。

Tちゃんに会えたら、そのお菓子を渡したいな・・・。

会えるかな・・・。

 

 

 


振り返ってみる。

2019-12-12 23:46:56 | 老化現象・老後準備

わたしがブログを始めたのは9年前。

そのころ暮らしていた犬のオズの散歩の様子を綴ったものでした。

PCが得意でないわたしでしたが、

Yahoo!ブログは簡単に始めることができました。

途中、犬のオズが虹の橋にわたり、その後暮らしたジーク、

そして、父の介護が始まり、

ゆっくり散歩ができなくなるまで綴った3年半でした。

今月でYahoo!ブログが終了することになりましたが、

どうせ過去のものだからと、

他のブログへの移行は考えていませんでした。

 

今までもYahoo!ブログから、何度か、

ブログ移行手続きのメールが来ていました。

きょうも、あと3日でサービス終了する旨のメールが来ました。

データが削除される前にもう一度見ておこう・・・。

カビが生えていそうな、昔の古い記録に違いない。

そう思ってブログを見始めました。

でも、ブログを始めたばかりのころの、

好奇心いっぱいで、そして大好きだったオズの写真や、

土手に咲く花や植物、川岸の四季の様子が、

稚拙ながら綴られていました。


写真もたくさん撮っていました。

今ではすっかり素通りしてしまう土手の草花、

楽しそうに走り回るオズやジーク、

その一瞬一瞬をカメラに収めていました。

ほんとうに楽しい時間、そのことを思い出しました。

忘れていたというよりも、記憶をうやむやにしていた感じです。


歳をとっていくことは、旅立ちの準備をしていくこと。

自分の生きてきた時間を振り返り、

心を満たして、思いを残さず、微笑んで、

それができたら静かに去って行く。

アルバムもどんどん整理して、身辺をサッパリさせていましたが、

自分の記憶や充足感まで、ばっさりと整理していることに、

古いブログを見て気づきました。


犬散歩のブログ『ジークと歩く散歩道』はYahoo!ブログから、

livedoor Blogへ移行しました。

また時々覗いて、

生き生きしていたころの自分と再会したいと思います。