小さな過干渉。

きのう△△ちゃんからバナナシフォンケーキをもらいました。

わたしが『ボヘミアンラプソディ』のDVDを貸したお礼でした。

「わぁ、ありがとう。映画はどうだった?」

「面白かったです」

「CDは聴いた?」

「はい、よかったです」

「ケーキの感想は月曜日にね」

そう言ってロッカー室を出るとIさんが追いかけてきました。

「△△ちゃんからケーキもらったの?」

「ええ、映画のDVDを貸したのでお礼ですって」

「そう」

わたしが気にしなければいいのですが、

この職場の人たちは(一部の個性的な人たち)、

他人の行動の細かい所に干渉しすぎます。

そういう時にわたしがうまく立ち回れればいいのですが・・・。

ある日、昼礼を終えてそれぞれ現場に向かう途中、

わたしはIさんとしゃべりながら歩いていた時でした。

しばらくしてIさんと別に歩いていると、

うしろから来たOさんに、

「Iさんとはしゃべっちゃダメ」

「えっ」

数カ月前にOさんはIさんとケンカをしました。

それ以来口をきいていないようです。

Iさんも同じです。

人の好き嫌いや相性はそれぞれです。

わたしだって好き嫌いが激しい方です。

だからそのことをとやかく言うつもりはありません。

でも、それを他人に強要するのはどうかと思います。

そのたびにとっても疲れます。

わたしがもっと懐深く物事を受け入れればいいのですが・・・。

この職場はそういうことが多いですが、

今まで働いたいくつかの職場でも少しはありましたから、

人間社会にはつきものなのでしょうね。

△△ちゃんからもらったシフォンケーキは、とても美味しかった。

今の職場にもいいことはある。

月曜日に△△ちゃんにたくさんお礼を言おうと思います。