今から20年ほど前の秋、犬と土手を散歩していました。
お天気の良い日で、写真を撮ったり、犬と遊びながら、
草むらの中を2時間ほど歩き回りました。
その夜は疲れて布団に横になるとすぐに眠った記憶があります。
夜中、息苦しさで目覚めました。
呼吸をしようとしますが、中々空気を吸い込めない。
少しずつ大きな呼吸をして、吸う吐くを繰り返しました。
眠ってしまうと呼吸ができずに死んでしまうかもしれない・・・、
そう思うと朝まで眠れませんでした。
朝になると症状はだいぶ和らいでいましたので、
急いで病院へ行きました。
「草むらのアレルギー物質で気管支が腫れて、
空気の通り道が塞がれて呼吸がしずらくなったのでしょう。
念のためアレルギーの検査をしておきましょう」
そのときのアレルギー検査結果は、
スギ、ヒノキ、ブタクサ、イネ科の植物でした。
それまでは春のスギ花粉のアレルギーでしたが、
それ以降は秋にもアレルギーが出るようになりました。
今シーズンは昨年の12月ごろから、
鼻水、喉と鼻粘膜のかゆみがひどくて、
暖かい日が続いていたので、スギ花粉が早く飛散して、
アレルギー症状が出たのだ思っていました。
2月になって眼科へ行きました。
1年中、いつも涙目でとてもうっとおしいので、
それを診てもらうためでしたが、
先生から花粉症の治療について話がありました。
その前にアレルギー検査をしておくことになり、
先日結果が出ました。
スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワガエリ、ガ、
そして、なななんと~!!!!! ネコ、イヌも!!!!!
えっえっえっ~!!!!!
どうなっとるんじゃ、と思いました。
生まれてから今までずっと、犬や猫、鳥たちと暮らしてきました。
そんなはずはないと思う裏側で、
モナが来てから細い毛が顔についたり、目に入ったりして、
かゆみが出ていたのには気がついていました。
部屋の片づけが苦手で、掃除もあまりしないので、
ハウスダストやダニのアレルギーは覚悟していましたが、
まさか、アレルギーの原因がこんなに身近だったとは灯台下暗し。
検査結果の用紙には、
動物が原因なら、ペットを飼わない、とありました。
でも、それは無理、大好きだよと言って、
きょうもアレルギーの塊を抱きしめたわたしです。