女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

思い出すのに必要なもの。

2020-01-22 23:33:11 | 老化現象・老後準備

今の職場に勤めてどれぐらい?って聞かれたとき、

すぐに分かりませんでした。

確か、1年前だったかな・・・?と答えたものの、

その場では確実な年数が頭に浮かばず、

家に帰ってからもモヤモヤしっぱなし。

過去のいろいろを思い出しても漫然としていました。

何かの出来事に付随したことを思い出せば、

それがどれぐらい前のことなのかが分かるかもしれない・・・。

 

同じことの繰り返しの毎日。

夫や子供、孫、家族のいない独身。

今の暮らしは退屈ではないけれど、変化の少ない生活。

ただ、1年前だったのか、3年前だったのか、

すぐに思い出せないのは、ちょっと悲しいです。

 

今の仕事を始めてから、今月でちょうど丸2年で3年目に入ります。

入った年のバレンタインデーはよく覚えていました。

Iさんが男性の社員さんにチョコレートを配っていて、

わたしと同じテーブルの人たちが、

よくやるよね、とか、お返し狙いだね、とか、

言っていたのを覚えていました。

それまでいた職場では、上司や同僚の男性や女性に、

チョコレートを配っていましたから、

バレンタインデーにチョコを配ったら、

陰口を言われるなんて、イヤだなって思いました。

 

次の年のバレンタインデーには、

小さなチョコを職場の人全員に配りました。

すると、ある人からホワイトデーのお返しはしないよって言われ、

とてもイヤな思いをしたので、そのことをよく覚えていました。

それで、1年前か、2年前かを思い出しました。

記憶にも探し出せるインデックスがあると、

思い出しやすくなり、イヤな事柄でも印象に残ります。

 

どうしても自分の記憶力だけでは、思い出せないときのために、

大事なことはスケジュール帳の後ろに書いてあります。

両親と妹と前の犬の命日、

ジークとモナと前の犬の誕生日、

前の会社を辞めた日、

今の会社に入った日、

今の住所に転居した日など。

でも、まだ自分の誕生日はすぐに思い出せます(笑)。