女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

映画『ダウントン・アビー』

2020-01-14 23:42:07 | 映画

きょうは『ダウントン・アビー』を観てきました。

わたしは映画を観るときは、仕事の前、午前中が多いです。

ロードショーが始まって1週間は、比較的早い時間に上映しています。

きょうの上映は9時30分から、1時間前には家を出ました。

いつもなら、朝食が終わって、シャワーを浴びている時間です。

朝はいつもより早く起きて、大急ぎで支度をしました。

 

『ダウントン・ーアビー』はいくつかのテレビチャンネルで放送されました。

このテレビドラマの人気は、日本だけでなく、

本国のイギリスや、アメリカでも大人気になりました。

エミー賞やゴールデングローブ賞の受賞やノミネートは多数、

このドラマから、ダン・スティーブンスやリリー・ジェイムスらが、

ハリウッド映画に進出しました。

 

ドラマは5年にわたりシーズン1から6まで。

20世紀初頭のイギリスの地方貴族とその使用人たちの日々の話です。

変化する世界情勢に『ダウントン・アビー』の人たちも翻弄されますが、

その多数の登場人物のディテールが、実に丁寧に演出されています。

わたしはストーリーよりも、むしろその演出に心を奪われました。

何度観ても、どこを観ても、

まるで自分がその場にいるような感じがします。

 

この映画の評価がネットではとても高いのです。

でも、それは元々のテレビドラマのファンの人たちが、

劇場に足を運んだからでしょう。

だからテレビドラマを見ていなかった人には、

少しわかりずらいところがあるように感じました。

それにすべての人々がハッピーエンドになる。

わたしはこのテレビドラマの大ファンですから、

こじつけたようなハッピーエンドも大満足ですけれど、

これはファンのための映画だというふうに思います。

 

家に帰って録画してあるドラマの『ダウントン・アビー』を観始めました。

いつも観るたび話に入り込んでしまうわたしは、

今夜も『ダウントン・アビー』のハウスメイドとして、

貴族たちの様子を伺っています。

その顔色、その言葉遣い、少しも見逃さないように・・・。

でもそれって、ハウスメイドというよりも、家政婦の心境かしら?