女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

挨拶が伝えるもの。

2020-01-06 23:33:59 | 日記

きょうの職場の挨拶は、

いつもの「こんにちは」ではなくて、

「おめでとうございます。今年もよろしくお願いします」と、

いろいろな人がそう挨拶していました。

 

ロッカー室にいた3人ともその挨拶をして、

そのあとYさんと一緒にロッカー室を出たときでした。

「こんにちは」

と、蚊の鳴くような声で、わたしたちの横をSYさんが通り過ぎ、

それに気づいたYさんは、歩いていくSYに声をかけました。

「おめでとう。今年もよろしくね」

でも、SYさんはそのまま歩いていったので、

Yさんはちょっと顔を傾げてわたしと顔を合わせました。

すると突然SYさんが振り返りって、その様子を見て、

そして、また足早に道具置き場へ歩いて行きました。

 

わたしは事務所に入ってタイムカードを押す前に、

事務所の全員に聞こえるように大きな声で言いました。

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」

その場にいた社員さん10名ほどが一斉にわたしを見ました。

エッ?という表情の人もいましたが、

ほとんどの人が口々によろしくお願いします、

ガサツなわたしの挨拶に返事をしてくれました。

 

SYさんは昼礼前のギリギリに事務所に来ました。

この職場の人に意地悪をされていると言っているそうです。

その意地悪についてよくわかりませんが、

わたしも少なからず関与しているらしいということです。

たとえばロッカー室でYさんと顔を見合わせたことが、

SYさんには、意地悪をされたと感じるものかもしれません。

 

挨拶は、悪意がないことや、善意や礼儀を、

相手に伝えるのがよいのだと思います。

相手の心の裏側を想像していてはきりがない。

挨拶は型どおりでも、明るく相手に伝えようとしようと思います。

とくに、新しい1年のはじめには・・・。

 

元旦は曇っていたので、2日に見た初日の出。

「今年もよろしく」って太陽に挨拶しました。