女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

バイオリンに送られて。

2019-04-22 23:52:24 | 日記

以前でKちゃんの癌のランニングクラブの仲間のことを書きました。

名残の桜。

クラブにはその人ほかに、他にも癌のOさんがいました。

しばらく会っていなかったので、

KちゃんはOさんに電話をしたところ、

4カ月前に体調が悪いので診てもらったもらったら、

ステージ3の癌だったというのです。

抗がん剤治療をしたけれど効果がなくて、

緩和ケアの施設に入る予定だと話してくれたそうです。


KちゃんとOさんは、

ほかの仲間と一緒によく登山に出掛けていました。

Kちゃんと話が合うOさんは、

息子さんにKちゃんのことを楽しい人だと話していたそうです。

先日その息子さんからKちゃんに、

Oさんが亡くなったと電話がありました。


お通夜に出かけたKちゃんは、バイオリンの生演奏の中、

77歳で旅立ったOさんに手を合わせました。

そこは定年退職をしたあと、

Oさんがアルバイトで働いていた葬儀社でした。

その生バイオリン演奏が、とても癒されると言っていたOさん。

その魂も癒されたでしょうか。

 

葬儀にはたくさんの人が参列したそうです。

その中には名残の桜。の癌の男性もいました。

いろいろな生き方があって、いろいろな死に方がある。

生き方は選べても、死に方は選べません。

それとも、生き方は、死に方なのか・・・。

・・・死ぬまでに考えておくことにします。