以前でKちゃんの癌のランニングクラブの仲間のことを書きました。
クラブにはその人ほかに、他にも癌のOさんがいました。
しばらく会っていなかったので、
KちゃんはOさんに電話をしたところ、
4カ月前に体調が悪いので診てもらったもらったら、
ステージ3の癌だったというのです。
抗がん剤治療をしたけれど効果がなくて、
緩和ケアの施設に入る予定だと話してくれたそうです。
KちゃんとOさんは、
ほかの仲間と一緒によく登山に出掛けていました。
Kちゃんと話が合うOさんは、
息子さんにKちゃんのことを楽しい人だと話していたそうです。
先日その息子さんからKちゃんに、
Oさんが亡くなったと電話がありました。
お通夜に出かけたKちゃんは、バイオリンの生演奏の中、
77歳で旅立ったOさんに手を合わせました。
そこは定年退職をしたあと、
Oさんがアルバイトで働いていた葬儀社でした。
その生バイオリン演奏が、とても癒されると言っていたOさん。
その魂も癒されたでしょうか。
葬儀にはたくさんの人が参列したそうです。
その中には名残の桜。の癌の男性もいました。
いろいろな生き方があって、いろいろな死に方がある。
生き方は選べても、死に方は選べません。
それとも、生き方は、死に方なのか・・・。
・・・死ぬまでに考えておくことにします。
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