五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

梅の実を収穫する

2015-05-28 07:18:16 | 自然環境
今年の梅の実はとても多い感じである。毎朝50個から落ちているが今日は全部収穫のため叩き落とした。その上樹木が繁茂しているので簡単にすっきりなるように剪定してやった。家の奴が本格的な屋敷の樹木の剪定は熊本市シルバー人材センターに依頼するからと言っていた。塵はビニール袋に入れなければ特別な事情がない限ぎり、焼却物として市の清掃車は持って行ってくれない。そのためせからしいがビニール袋を最大限に利用している。集荷場では指定以外の塵については赤いラベルに違反ゴミですと赤札を貼ってそのまま放置しているようである。俺の家から集荷場までの距離は約100メートルもあろうか、そのために普段の塵運びは家の奴が自転車の荷台に乗せて行くことを習慣にしている。集荷場には午前九時まで持っていくように決まっているが、このルールを守らない人が多い事にはあきれると言っていた。


五高記念館では先頃から転載していた大正十二年十二月以降という冊子を完済してしまった。何週間かかっただろうか最後は昭和二年三月末日と記入してあった。約三年間の五高の動きであるが、ここで気が付いたことを二~三あげてみることにした。

一、問題が出て来た時には必ず評議会が開かれ協議がなされていること。生徒の部からの申し出、試験の検討、鹿児島七高との連絡等々である。
  珍しい処では招魂祭についてよく検討討議されている

一、試験の回数が多い事、学期末は勿論のこと。臨時試験がまた多い。生徒は成績が悪いと退学を申し付けられていたようである。

一、高等学校である証拠として教官が生徒にとても干渉していることである。まだ子供として扱っていたようである。

一、卒業生をはじめとして父兄、兄弟、等々が学校を訪問するものがとても多い。

一、紀元節をはじめとして神武天皇祭等、宮城遥拝が非常に多い。天皇を礼拝するところは現代と全く違う処であろう。

一、教務課は忙しい時には日曜、祭日も出勤して執務を行っているが、代休だろうか休業日が設けられている。

一、学校行事として行われた後には学校全体で懇親会が開催されていることである。会場は市内の料亭が主であるようだ。

以上のようなことを行うにしても必ず評議会が開催されて教職員、生徒に周知、徹底している。

気が付いたこと以上のようなことであった