五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

月日の経過は早すぎる

2014-09-30 05:18:29 | 五高の歴史
今日は九月三〇日の火曜日で週一回の五高記念館への出の日である。先ごろから昭和二〇年、終戦当時前後の資料からを転載しているが何か面白いものはないだろうかと探しているが、どうもうまい具合に見つからない。この終戦時当時は職員は誰でもよかったもので庶務日誌をかける位の人の採用もなかったようである。日誌の内容にしても昨日に同じとか、特記事項なしとかの記載しかない。その昔の書記が書いたものとはだいぶ色合いが違う

これから十年近く経過してから国家公務員制度が確立され公務員として採用されるようになってからはそんな人もいないようであるが、しかし学制改革になり、この時代は遊んでいるなら俺のところに勤めに来ないかくらいの条件で入った人が多く、今でいうところの日雇等の人々が熊本大学になりそれらの人々も同時に熊本大学職員として本採用になり、俺が採用された昭和三十五年では彼らが大学職員として大いに幅を利かせていたものであった。