ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

興行成績?何それ?

2011-08-20 23:03:59 | 映画

先日、やっぱり行って来ちゃいましたよー。
「こち亀ザ・ムービー」

はっきり言って、期待してなかった。
ま、「ファンの誼」みたいなもんかなー。

ネットの映画評とかって、とりあえずジャニーズ映画には厳しいよね。
ましてや「両さん」みたいな有名漫画キャラともなれば尚のこと。
見るべきじゃなかったんだけど、つい見ちゃったらまーもー、ちょっと読んだだけで心をダークサイドに持ってかれるような辛辣な言葉の羅列が…!

でもですよ。
そういうのって、たいてい乱暴な短文なんだよね。バッサリ斬って終わり!って感じの。
おそらく、観てない。
で、けっこう丁寧に書いてる人に限って割と評価が高い。
もちろん、例外もありますが。

ますます、「これはやっぱり、自分の目で確かめなければ!」という気がメラメラ燃えてきちゃってねーーー。

夏休みのレディース・デーということもあってか、意外にも(失礼っ)劇場は満席。
えっと~、これは今までの慎吾ちゃん映画で初めてかも…。

さて、観た感想は…良かった!
これ、意外にも(だから失礼っ)ちゃんとした映画でした。
星4~4.5は確実にあげられます。

慎吾ファンの私でさえさすがに「誰得?」と首をかしげざるを得なかったドラマ版とは大違い!な良作でありました。
陳腐な表現で申し訳ないけれど、笑いあり涙ありアクションあり人情あり…。

慎吾ちゃんの両さん、いろいろ言われちゃうよね、そりゃね。
「座頭市」といい「両さん」といい、まー近藤勇もそうかな。
なんでこの人は、こうもハードルの高いキャスティングにトライしていくのかなー。
周りの目とか気にしないのか、何も考えてないのか…。
なんともその辺が不思議で、そういうとこも私は好きだったりするんだけれども。

そう、その慎吾ちゃんですが。
ちょっとね、声の出し方というか、しゃべり方?
はじめ両さんを意識しすぎてか無理にしゃがれた発声をするのが、若干聞いててキツイ感じはした。
でも。ストーリーが進むにつれてそういうことも気にならなくなり、後半にはちゃんと彼なりの両さんがそこに確かにいた、と思えたよー。

ラストには、ボロボロ号泣。
全く眠くならなかったよ、私。

劇場に灯りが点き、帰り支度の観客席。
後ろの方から「面白かった!」「楽しかった!」と子供の声がいくつも聞こえてきて、あー、それが全てを物語ってるな、と幸せな気持ちになれました。

子供からお年寄りまで楽しめる、気持ちの良いファミリー映画でありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする