ひねもすのしのし。

オタクおばさんの太平楽な日々

真救世主伝説「北斗の拳 トキ伝」

2008-03-27 23:00:03 | アニメ
素晴らしかった…!
賢雄さん、最初から最後までいっぱしゃべってます。(あたりまえか。主役だもん)
でもって、大熱演です!
叫ぶトキ、呻くトキ、諭すトキ、囁くトキ…くわぁぁ、もう目眩がするほどいいです!
画面にかぶりつきで、何度も赤面する自分がいましたよ、もう…じゅるじゅる。
時間は60分弱と少々短め…もっと観たかったよぉぉ。

作画もよくて。
さすがに劇場版の重厚さとはほど遠かったけど、動きも表情も十分なクオリティだと思います。
なんか好きな絵だわー、ぐぐっとくるわーと思ったら、キャックターデザインが羽山淳一さん。
おおっっ、私の大好きなOVA「ジョジョの奇妙な冒険」の方じゃないですかっ。
その上、原画スタッフに須田正己さんの名が!
ぎゃー、かつて「ガッチャマン」の中で私が一番好きなジョーを描いて下さっていたベテランアニメーターさんですよっ。
どおりで、ときめくはずですわ~~。
そこに持って来て賢雄さん…や、やられた。私の萌えの系譜を思いっきりふまえまくった作品だったのですね…。

賢雄さん以外では、ケンシロウの阿部寛さんはだいぶ自然に聞けるようになりました。というか、意外によかった…かも。
石田ゆり子さんのユリアは、もう聞くに堪えない。
ありゃありゃの、とんでも棒読みです。ひどいっす…でもま、今回思いっきり脇役なのでいいです…忘れます…。
ただスルーできないのが宇梶さんのラオウ…。だめだって、あの艶のない声は!
死闘を繰り広げる賢雄さん@トキが素晴らしいだけに、これが内海賢二さんだったらどんなに…!と思わずにはいられす、残念至極。

そして今回、どうしても触れておきたいのが、主題歌「花守の丘」
この歌がもう作品にぴったりの、それはそれは美しい歌で、すっかり虜です。
CDが出たら速攻買っちゃいます!
カラオケに入ったら、歌っちゃいます!…無理っぽいけど…。
この歌は、今作のために作られた、サラという女性キャラ(女医さん)のトキによせる想いを綴った内容で、ほんとに美しいメロディと切ない中にも希望を感じさせる歌詞が、胸を締め付けるような名曲です。
途中、トキとサラが旅をする情景にこの曲がかぶっていくんですが、これがもうたまらんーー!!
ちょっと、涙がでそうなくらいいいです…。
でも、二人がしゃべってる絵が出ると、つい声が聞きたくなるのは声オタの悲しい性でしょうねー。

で、このサラを演じたのが、今をときめく若手女性声優の平野綾さんでして。
いや、よかったっす。平野さんというと、かの「ハルヒ」やら「こなた」(らきすた)やら、「ミサミサ」(デスノ)という、どっちかってーと元気系女の子のイメージだったのですが、そこは声のプロ!
きちんと、しっかりしっとり大人の女性を演じ、堂々と賢雄さんと渡り合ってくれましたよ~。よかった、女優さんとかじゃなくて。

エピローグ、泣けます。
サラの美しさ、絶品です…。

いやー、ほんとによかったです、このDVD。
ちょっともうしばらくは、こればかりリピしそう。
ヤバい…また観るものがたまっちゃう~~。

コメント
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