戦友たちとの邂逅

以前の人事部時代の同僚、SちゃんとNちゃんと会食。場所は千日前の「たゆたゆ」にて。
去年の4月に私が再び人事部に来たときから「一回飲みに行きましょう」と話していたが、残念ながらコロナでタイミングを逸していた。10月から非常事態宣言が明けて初めての会食である。
積もる話はたくさんある。焼きトンを食べながら、相変わらず笑いが絶えない。
8時半にお酒のラストオーダーが入り9時閉店。もうちょいしゃべりたいが仕方がない、ルールは守ろう。
ということで、あまり間を空けずに次回を行うということで今回は解散。

高松デッドフラワーズ19回目

先週5日から火曜日連チャン。しかもまた4時間(^_^;)　私は仕事で1時間遅れてのスタジオ入り。
私が来るまでに3人で何曲か合わせていた。私がスタンバイできてからは、前回の続きで『It's Only Rock'n' Roll』。これは気分が良い。次に前の練習ではまとまりきれなかった『Mixed Emotions』。うん、一週間経って大分カタチになっている。
それにしてもなんだかんだでレパートリーは11曲になった。もちろん、どれもまだ人前で演るには、完成度を高めなければならない。早くライブ出たいな。

ビギナーズ古典読書会（2回目）

7月25日に続いて2回目の「ビギナーズ古典読書会」。
今回の課題図書は『老子・荘子』（角川ソフィア文庫）。進行は私が担当。
以下のようなレジュメを作成して臨んだ。

====================================
１．諸子百家（代表的なもの）
（１）儒家…仁（他人への親愛の情）と礼（仁の具体行動）
孔子（前５５１頃～前４７９）　『論語』（孔子と弟子の言行録）
孟子（前３７２頃～前２８９頃）　性善説の主張
荀子（前２９８頃～前２３５頃）　性悪説の主張

（２）墨家…兼愛（無差別の愛）・非攻
墨子（前４８０頃～前３９０頃）

（３）道家…道（人が人として守るべき教え）を追求
老子（生没年不詳）　無為自然（道はすべてのものの根源）
荘子（前４世紀頃）　万物斉同（道はあらゆるももの中に存在）

（４）法家…成文法による統治を主張（法治主義）
韓非子（？～前２３３）　荀子の弟子

２．本書の「解説」の要点（Ｐ１１～３４）
（１）老子・荘子から、今何を学ぶか
　・「足るを知る」「止まるを知る」。あるところで満足して踏み止まることを心得よ。
⇒お題３で議論

（２）儒家と道家
～現実の社会へどのように関心を持っていたかという点での相違～
・儒家（孔子）　現実重視。どのような政治が理想なのか。
・道家（老子・荘子）　政治や社会の出来事より、それらを成り立たせている原理・原則。
・士大夫（中国の知識人）としての生き方の“表面”が儒家、“裏面”が道家。

（３）道家の出現
・春秋戦国時代。多くの国が滅亡し、失業知識人が増える。
・一方領土国家へ発展した有力国は、新しい国家を治める技術を必要とする。
→　孔子と儒家たちは職・地位を得て登用される人々。
→　道家たちは、地位など興味ない、真の人間らしい生き方を追求する人々。
 
（４）老子、その人と書物
・『老子』は固有名詞が一切出てこない。書物から老子という人物は掴めない。
・楚の国？で庶民に真の人間的生き方を解いた人物が居る。その人が老子？
・彼の死後も彼の話は語り継がれ戦国時代末期に『老子』完成。
・格言のような短い文章で構成されている。

（５）荘子、その人と書物
・『荘子』にはしばしば本人が登場。
・蒙（宋の属国）の人？　老子・荘子は直接交流を持ったことはない？
・寓言（他にことよせて自説を述べる言葉）で構成されている。

３．お題（議論テーマ）
（１）お題１
・『老子』（Ｐ３５～１３９）の中で印象に残った章とその理由を紹介して下さい。

（２）お題２
・『荘子』（Ｐ１４１～２６１）の中で印象に残った章とその理由を紹介して下さい。

（３）お題３
・『老子』には「足るを知る」という言葉が再三出てきます（Ｐ１１～１３）。今の日本は、何が足りていて、何が足りていないと思いますか？もし足りていないものがあれば、この先それをどうやって足して（得て）いけばいいでしょうか？
====================================

駆け足で進めたが、かなり時間がタイトだった。“研修講師”としては及第点はあげられない（反省）。
次回は最終回12月12日。課題図書は『孟子』。ついでに『荀子』まで読んで臨もうか。

京都ウォーク＆アート鑑賞

京都ウォーク＆アート鑑賞。

■二条城
実は来たのは初めて。いきなりの唐門から大迫力。本丸御殿は改修中で観られなかったが、他は見所たくさん。約1時間半庭や建物、絵画を堪能できた。

















■京都場
大正時代に建てられた京染（きょうぞめ）の工房として使われた町家がギャラリーになっている。
黒宮菜菜氏の個展「ウツシキ　アヲヒトクサ」を鑑賞。作家本人にも会えた。

岸田新首相 所信表明演説

岸田首相の所信表明演説。エッセンス・キーワードを抜き出すと以下のとおり。
総花的と揶揄されるが、必要な項目をバランス良く織り込むと、普通そうなってしまうのは致し方がない。

====================================
【第一の政策】新型コロナ対応
・ワクチン接種
・経口治療薬の、年内実用化
・電子的なワクチン接種証明の積極的活用
・予約不要の無料検査

【第二の政策】新しい資本主義の実現
・デフレからの脱却
・大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進
・新しい資本主義の実現　～成長と分配の好循環～
・変革は地方から
　 自動走行による介護先への送迎サービスや、配達の自動化
　リモート技術を活用した働き方
　農業や観光産業でのデジタル技術の活用
・新しい資本主義実現会議
　＜成長戦略＞
　（第一の柱）科学技術立国の実現
　（第二の柱）地方活性化・世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」
　（第三の柱）経済安全保障
　（第四の柱）人生百年時代の不安解消
　＜分配戦略＞
　（第一の柱）働く人への分配機能の強化
　（第二の柱）中間層の拡大・少子化対策
　（第三の柱）看護、介護、保育などの現場で働いている人の収入増
　（第四の柱）財政の単年度主義の弊害是正

■【第三の政策】政策国民を守り抜く、外交・安全保障
・外交、安全保障の要諦は「信頼」
・第一に、自由、民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を守り抜く
・第二に、我が国の平和と安定を守り抜く覚悟
・第三に、地球規模の課題に向き合い、人類に貢献し、国際社会を主導する覚悟

■まとめ、おわりに
・憲法改正
・「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め。」
====================================

自分ならば何を主張するか。
・気候温暖化対策
・感染症対策
・外交（米国と中国との等距離外交によるプレゼンス表明）
・ＤＸ推進（特にリスクコントロール）
・経年劣化している制度やインフラのメンテナンス
あえて言うと、これからの日本に必要なことは、もっと「守勢に立つ」「堅守する」ことだと思う。
国民にはウケないだろうけど。

真鍋淑郎氏・ノーベル物理学賞

真鍋淑郎氏がノーベル物理学賞受賞。
二酸化炭素など温室効果ガスが気候変動に与える影響などを予測。

1958年　米国へ拠点を研究拠点を移す
　　　　　　※東京タワー完工、インスタントラーメン発売
1960年代　受賞対象となった理論を構築
　　　　　　※私が生まれたのは1967年
1975年　米国籍取得
　　　　　　※マイクロソフト設立

50年前に唱えられた理論が、今の地球温暖化を予測していたのだ。
受賞後の会見で「日本に戻りたくない理由の一つは、周囲に同調して生きる能力がないから」と発言。
スケール・価値観・時間軸、すべてが違いすぎる。
この人は「米国人」です。「日本人受賞者」とはやし立てるわれわれの方が、逆に恥ずかしい。

高松デッドフラワーズ18回目

ついにわれらが高松デッドフラワーズ再始動。前回の練習が3月16日だったので、実に7ヶ月振りのスタジオだ。
リーダーが「久しぶりなんで長くやろう」と7時から11時までスタジオをおさえていた。スパルタ～。
新曲は『It's Only Rock'n' Roll』と『Mixed Emotions』。「イツオリ」はけっこう良い感じでキマった。私も久々のボーカル曲なので気合が入る。その他、“旧曲”も長いブランクの割にはまずまずかな。それにしても4時間はキツい。2時間半くらいから足の裏が痛くなってきた。でもやっぱデカい音を出すのは気持ちいい。
終わった頃には飲食店はすべて閉まっている。仕方ない、サクっと解散。練習+反省会のフルコースでできるのはいつの頃やら。

連敗コンビ解消

2、3日の中日戦。もともと一緒に行く予定だったE先輩の身内に不幸があり、急きょ2日はUDのAちゃん、3日は同社Sさんと行くことになった。E先輩とは、今シーズンこれまで一緒に観戦して4連敗。相方が変わってどうなるか!?
10月から緊急事態宣言が明け、甲子園でもビール販売解禁。
2日は、マルテのスリーラン、高橋遥人が完封で3対0で快勝。甲子園でビールと酎ハイ4杯、帰りにボーダーで生とウイスキー2杯、家でも缶ビール2本。久しぶりにかなり飲んだ。ラパンパラー。



3日は、昨日の反省を踏まえ、ノンアル観戦。しかも前日に続き暑かったので、半袖・短パンと服装も軽やか。試合は、昨日に引き続きマルテがソロホームラン。守っては、先発ガンケルが7回途中まで相手に点をやらず、その後及川、岩崎、スアレスの「OIS（おいっす）」へと繋げ完封リレー。渋い連勝だった。



潮目が完全に変わったぞ～。

睡眠に関する“定説”！？

健康イベントのフォローメールのコラム第二弾。

====================================
＜タイトル＞睡眠に関する“定説”！？

『体重・食事・運動・飲酒・禁煙・睡眠・ストレス』の７つで「ヘルシー７」。覚えてもらいやすいキャッチーなフレーズでまとめましたが、悩ましいのは『睡眠』でした。
実は睡眠に関しては、「何時間眠ればベスト」といった医学的な“定説”がないのです。組織の目標値などは定められません。
定期健診後のナースの個別指導でも、
【睡眠が）「十分とれている（回答率１割）」
　　　 「まあまあとれている（同６割）」
　　　 「あまり・まったくとれていない（同３割）」
というみなさんの主観的な問診回答をもとに、アドバイスをしています。

睡眠で思い出す話が二つあります。
一つは２０代の頃に仕えていた上司の話。当時その方は４０過ぎでマネジャーでした。
いわく「２０代後半の時に大きな仕事を任された。それが面白くて毎日気が張っていた。どんなに夜遅く寝ても、朝５時くらいにパッと起きてまうんや。
それで出勤までに時間があるんで、毎朝ゴルフの打ちっぱなしに行ってたわ（笑)」。
定年後もお付き合いがありますが、変わらず豪快な方です。
もう一つは以前読んだ俳優の西島秀俊さんの映画雑誌のインタビュー。
映画やドラマで多忙を極める西島さんに、どうやってこなしているのか？という質問をしたところ「仕事でもプライベートでも、起きている間は一日一日全力で過ごしてます。
そうして毎晩疲れ果ててから眠りにつくという生活を送ってます」と答えていました（かっこええ～）。

私の最近の平均睡眠時間は約７時間。日本人の平均６時間半よりは少し多いです。
コロナ禍で外での深酒はなくなり、健康イベントの自由目標「寝る前に足つぼマットを踏む！」の効果で以前よりはよく眠れてます。
それでも問診の「睡眠が十分とれている」までは「あと一歩」かなあという自己評価です。
その一歩を埋めたい。そのためには、元上司や西島秀俊さんのように、毎日濃密かつ充実した時間を過ごさないといけないんでしょうね。その境地にはなかなか…。
「良い日々は、良い睡眠に繋がる」。これは“定説”と言っていいんじゃないかと思います。
====================================