物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

労力+時間+費用 vs リターン

2014年09月05日 | Weblog
生前、祖母が証券会社に預けていたお金が少し残っている。ほんとに少し6,700円程度。亡くなって約9年間、ずっとそのままにしていたが、証券会社からは「残高確認」の連絡が定期的に郵送されてくる。先日は担当者交代の挨拶の手紙が来た。いい加減なんとかしないと。かといって後期高齢者の父に手続きさせるのも酷だ。重い腰を上げて、証券会社に電話して解約したいと申し出る。
担当の女性社員から必要なものとして、
・祖母の除籍謄本(死亡を証明するため)
・父の戸籍謄本(相続人を証明するため)
・父の身分証明のコピー(保険証・免許証など)
・私の身分証明のコピー(相続人の父ではなく私が手続きをするため)
これらを揃えて郵送して下さいとのこと。その上で祖母の口座を停止させ、父に念書(自身が相続人であり手続き後証券会社には一切面倒をかけないという内容)を提出してもらい、残金6,700円を指定口座に振り込むという段取りになる。
「窓口へ直接行きますので、その場で現金で受け取れませんかねえ」と私。
「それはいたしかねます」と女性社員。
予想どおり面倒くさい、ハァ。
区役所へ行って各種謄本を取り寄せる。1,200円かかった。
必要書類は郵送でよい、とのことだったが、不備,があったときにまた電話等でやりとりするのが面倒なので、実家へ寄り父の保険証も借りて、窓口を直接訪問する。
会社はあべのハルカスのオフィス棟にある。オフィス棟に入るのは初めてだ(写真)。
昨日の担当の女性社員が対応してくれた。書類に不備はない。ただし念書は相続人である父の直筆でないとダメということで、用紙を持ち帰らされた。
もう一度実家へ行って、父に事情を話し、念書を書いて先方へ郵送するよう依頼する。
念書が届いて一週間くらいでお金が振り込まれるそうだ。
これだけ時間と労力と費用1,200円をかけて、取り返せるのは6,700円。
どんだけぇ~(古っ)。
コメント (2)
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