物部の森

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日記風に書いてます。

【書籍】体制維新-大阪都

2012年01月09日 | Weblog
 『体制維新-大阪都』(文春新書、橋下徹・堺屋太一著)を読む。

 堺屋太一氏との共著の形をとっているが、主に橋下徹氏自らが、自身の府知事としての4年間のレビュー、および大阪都構想を始めとする今後の大阪のあり方について語る。裏表紙を見ると「第1刷発行」が昨年の10月31日。11月27日の大阪市長選より1ヶ月前に売り出されたものだが、中身はすでに自分が大阪市長になったことを想定して書いているようだ。「大阪都」については、決まっている部分、これから調整していく部分の線引きが明確で、非常に分かりやすく解説している。これを読むと大阪都というシステムは理に適っていると思うのだが。
 「何もやらなければ決断力がない、実行力がないと批判され、実行すればもっと議論しろ、独裁だと批判される。どうせ批判されるなら、やって批判される方がいい」という最後の文章に、新市長としての意志と覚悟が感じられる。
コメント
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