行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

おかしな日本語

2015-04-28 00:06:27 | 日記・エッセイ・コラム

「カネを積まれても使いたくない日本語」という本を読んだ。

 ラジオでタレントが面白いと紹介していた。図書館をのぞいたらあったので借りてきて読んだ。面白いかどうかは主観の問題もあるので人に押し付けるつもりはない。私はとりあえず最後まで読んだ。それなりに面白かった。(この本によるとこの「それなりに」などという言葉も曖昧な表現だと叱られそうだ)

 マイナビニュースというところで調べたアンケートの結果が出ている。新入社員に言われて腹が立つ言葉。

 1位 チッ(舌打ち)

 2位 わかってますけど

 3位 それで

 4位 超○○なんですけど

 5位 ぶっちゃけ

など、12位まで書いてあった。なるほど、もっともだ。新入社員が先輩社員に向かってと同時に、私生活でも目上の人には言ってはけないのが常識という言葉が並ぶ。

 私のいた会社は自由な雰囲気の面白い会社だった。だた自由であることが礼儀を守らなくてもいいということにはならないと思うのだが、社員のことばづかいに驚かされることがままあった。

 プライベートで年下の社員と話をしていて、会話の途中で「だからさあー」と言われたことがある。こいつ一回殴ってやる、と思った。

 また、部下の社員から仕事終わりに「ご苦労様です」と言われたこともある。

 どちらも、言った本人は言葉遣いが間違ってるという自覚はない。だから悪気はない。

 「だからさあー」の場合は口癖になっていて、「ご苦労様」の場合はそれが正しい使い方だと信じていたようだ。

  また、昼休みに同僚と5人で食事のあと喫茶店にいた。

 私は初めての子供が歩き始めたころで、話題がそのことになった。

 「子供がおきてる時間に家帰るとさあ、玄関のドア開けた途端にトコトコふらふらしながらかけてきてさあ、喜んで飛び付いて来んだぜ。本当可愛いよ」

 と言った。

 すると部下の一人で入社したばかりの社員が

「うちの犬もそうです」

悪気はないのだ。



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