行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

衣替え

2014-05-20 10:49:43 | 日記・エッセイ・コラム
 昔は6月1日だった。今は適当。適当がいい。熱さ寒さの感じかたなんて人による。私は昨日から半袖ノーネクタイにした。朝夕は少し涼しいのでカーディガンを羽織る。もっと涼しい日があれば夏用のスーツを着る。スーツを着ればワイシャツは長袖にしてネクタイもする。これは個人の嗜好だ。とやかく言われる筋合いはない。
 行政書士の行政協力とかいう奴で、以前暫くの間週に二日から四日役所でアルバイトをした。役所ではクールビズとかで6月1日だったと思うが一斉にネクタイを外して軽装になる。表向きは絶対にネクタイを外せという指示ではない。外してもいいよという程度の指示だった思う。私は陽気にあわせて服装を変え、ネクタイをしたりしなかったり。これは個人的嗜好の問題で自由で良いと思うのだが、公務員は違ったようだ。私のアルバイト先の事務所では6月1になると暑かろうが寒かろうが皆一斉にネクタイを外す。昨日と同じように寒い日で、長袖にスーツ姿でもとりあえずネクタイは外している。お客さんの来ない職場だったし、だらしのない恰好をしているのではないのだから、ネクタイをしたければしていればいいと思うのだが、彼らは違った。
 アルバイトの日雇い公務員(給料は良かったが、身分はそういう身分だった)としては一応確認した。
 「ネクタイはするなという指示ですか、それともしなくても良いという指示ですか?」
 別にそんなことで逆らうつもりなどサラサラなかった。外して下さいと言われれば外すつもりだった。
 返事は
 「どっちでもいいですよ」だった。
 だからそれに従った。 
 でも6月1日以後秋まで、誰ひとりとしてネクタイをしている職員を見なかった。




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