写真はNASAの火星探査車“キュリオシティ”がとらえた食のようす。
火星の衛星フォボス(大きいほう)とダイモス
火星の衛星フォボスが、もうひとつの衛星ダイモスを隠す食現象を、
火星の地表から初めてとらえたんですねー
8月1日に起こったこの現象は、フォボスがダイモスの手前を通過したもので、
1分足らずの間に撮影された41枚の画像をつなげた動画として公開されています。
フォボスはもっとも長い部分が約27キロしかありません。
でも、撮影時の“キュリオシティ”からの距離が6240キロと近いので、
地球から見た月の半分ほどの大きさに見えるんですねー
一方ダイモスは十数キロとさらに小さく、撮影時には2万キロ以上の距離にありました。
現在、フォボスは火星に少しずつ近づいていて、
もうひとつのダイモスは、だんだん遠ざかっているそうです。
今回の観測から衛星の軌道の精度を上げ、
フォボスが火星の地表に及ぼす潮汐力や、フォボス内部の密度ムラ、
そして、ダイモスの軌道が変化しているかどうかなどが、調査の最終目標になっているようです。
火星の衛星フォボス(大きいほう)とダイモス
火星の衛星フォボスが、もうひとつの衛星ダイモスを隠す食現象を、
火星の地表から初めてとらえたんですねー
8月1日に起こったこの現象は、フォボスがダイモスの手前を通過したもので、
1分足らずの間に撮影された41枚の画像をつなげた動画として公開されています。
フォボスはもっとも長い部分が約27キロしかありません。
でも、撮影時の“キュリオシティ”からの距離が6240キロと近いので、
地球から見た月の半分ほどの大きさに見えるんですねー
一方ダイモスは十数キロとさらに小さく、撮影時には2万キロ以上の距離にありました。
現在、フォボスは火星に少しずつ近づいていて、
もうひとつのダイモスは、だんだん遠ざかっているそうです。
今回の観測から衛星の軌道の精度を上げ、
フォボスが火星の地表に及ぼす潮汐力や、フォボス内部の密度ムラ、
そして、ダイモスの軌道が変化しているかどうかなどが、調査の最終目標になっているようです。