藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

7月に行ってきた広島&愛媛・瀬戸内海の旅

2013年09月28日 | 水曜どうでしょう&ロケ地巡り
今年の4月に行った「九州~四国の旅」の時のANA機内誌「空の王国」に載っていた
『アマモでみんな生きている』という広島の記事を見て
記事に出てくる「石風呂温泉」ってところに行ってみたいと漠然と思っていたんだけど



6月頃にたまたまこの記事の事を知り合いに話してみたら
偶然にも知り合いもこの記事を知っていて興味があったらしく
そこから話が盛り上がって7月末に広島へ1泊2日で行くことになりました。


富士山見下ろしながら西日本へピューっと飛んで行きます。

旅行に行こうと決めたのが旅行直前だったこともあり
目的地に一番近い広島空港の安い飛行機チケットが入手できず
安いチケットが残っていた愛媛の松山空港に行ってから
そこからレンタカーで瀬戸内海を渡る「しまなみ海道」を通って広島に上陸する作戦になりました。



予定通り愛媛からレンタカーを借りた僕たちは
しまなみ海道の途中にある生口島(いくちじま)へまず向かいました。(地図の紫目印のところ)

というか、僕の強い要望で無理を言って強引に立ち寄ってもらいました。



そのわざわざ行ってもらった場所はタコ料理専門店の「蛸処 憩」

ここに寄ってしまうとその後の旅行行程が厳しくなるのは十分に分かっていたけど
それでもどうしても行きたかった理由がありまして、その理由とは



『どうでしょう軍団がこのお店に行ったから。』 (サイコロの旅6より)

僕にとってこれ以上の理由は存在しません。
どうでしょう軍団が行った場所、そこは僕にとって行かなければならない聖地(メッカ)なのです。



店に入って早速大泉さんたちが注文した「ミニたこコース(3,000円)」を注文しようとしましたが
すでにこのメニューは存在していなかったので
今回はほぼ同じ内容と思われる「生口丸コース(3,150円)」を注文しました。


『生口丸コース』

出てきた料理は刺身に天ぷら、煮物やから揚げ、ご飯や御椀のツミレまで完全にタコづくし。
タコ料理は日本中どこでも食べれるけど、ここまでタコのフルコースは意外と珍しいかも。



刺身なんかも茹でたタコじゃなくて生のタコですよ。
濁った白じゃなくて透明感のある白がとても美しいです。

刺身を一切れ口にしてみるとタコの持つ甘みが口の中いっぱいに広がり染み渡ります。
茹でて身の固くなった噛み切れないタコと違い
噛み応え十分でありながら適度なところでブツッと切れるみずみずしさが素晴らしい。
大変おいしゅうございます。

そして、このタコのコースで僕が一番美味しかったのがタコのから揚げ。



足から削いだ吸盤の部分のみを使った唐揚げだそうで
噛んだときの吸盤のコリコリの食感が最高に気持ちいいです!
本来、身となる足の筋肉部分を大胆に除いて
吸盤のコリコリだけを堪能させる料理を出すなんてさすがは名産地です。
この唐揚げを食べられただけでも、ここに来た価値大アリでしたよ。

食べ終わった頃にはタコの弾力でアゴがだいぶ鍛えられちゃいましたけど
タコのフルコースはとても美味しかったですし、どうでしょう巡りもできて大満足。
知り合いも大変満足してくれたようですし、わざわざ寄って大正解でした。



ただ、タコ料理を堪能しすぎてしまったため時間的にかなりおしてしまい
急遽予定を変更して生口島から出ているフェリーでショートカットをしてみることにしました。

普段フェリーなんて滅多に乗らないので予備案程度にしかチェックしていなかったけど
あらためてGoogle Mapで瀬戸内海を見てみると各所に短いフェリー航路が出ていて
東京でのスマートな移動には地下鉄が必須なように
瀬戸内海をサクサク移動するにはフェリー航路の熟知が必須科目のようです。


フェリーでショートカット中。

フェリー乗り場に行き待っていると
想像していたのよりずっと小さい可愛らしいフェリーが来てビックリしたけど
こういうのもまたローカル旅ならではって感じで良いですね。
フェリーに乗り甲板で風に吹かれながら通り過ぎる島々をボーっと眺めていると
「俺、今、本当に瀬戸内海に来ちゃっているんだなぁ~」と
自分でも不思議で、それでいてワクワクするような気持ちになりましたよ。

出発から30分ほどしてフェリーが広島に到着したら
いよいよ今回の旅行の目的地『石風呂温泉 岩乃屋』にダッシュで向かいました。



ローカルな場所すぎてちょっと迷いましたが岩乃屋さんに到着。
この写真↑の建物が岩乃屋さんの母屋になります。
昔は旅館を兼ねていたそうですが今は温泉の入浴料のやり取りをするだけで
宿泊はしていないとの事でした。

入浴料を母屋で払ったあとは母屋の脇を抜けて敷地の奥へと行きます。
本命の石風呂温泉は海の崖沿いの細道を歩いて行った先にあります。


海ギリギリの崖に埋まっているように見えるのが『石風呂温泉』です。

ただ、この石風呂温泉については
画像も書きたいことも多いので後日あらためて書きます。→(書きました。)

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石風呂の貴重な体験に大満足したあとはお隣の三原市に移動して本日の宿にチェックイン。
そこから歩いて晩飯を食べに行きました。

今晩は何を食べようかサミットを開きましたが
「せっかく広島に来たんだからお好み焼きでしょ!」って事で満場一致で即決したので
早速スマホで調べて食べログの評価の高かった『お好み焼き てっちゃん』に行きました。



お好み焼きはもちろん食べたことがあるけど専門店なんて初めてだし
地元の人たちが省略した単語で注文してるのを聞いてテンパッちゃって
とりあえず、一番高かった"スペシャルもだん焼き"と、通ぶって"ねぎ焼き"を注文。



注文したお好み焼きはカウンターで作ってから僕達のテーブルに運んできてくれたけど
僕がイメージしてたキャベツ山盛りのお好み焼きじゃなくて最初「あれっ?」と戸惑ったのですが
確か、秘密のケンミンショーの京一郎も広島でお好み焼きを注文した時に
僕と同じように想像と違うお好み焼きが出て驚いていたっけなぁ。
京一郎の上司に「これがこの地域では普通じゃ」とか言われて気がしたので
三島ではこれがスタンダードなお好み焼きの形って事なんだろうね。
広島のお好み焼きは初心者には難しすぎるよ・・・



想像と全く違ったお好み焼きだったけど、味はおいしかったですよ。
中の麺に中華そばではなくてうどんが入っているのを初めて食べたけど
僕も同行者もうどんの方がイイかも!って思ったし
具に鳥モツが入っていたのもビックリだったけどモツも美味しかったですよ!

ちょっと注文しすぎておなかいっぱいになるまで広島名物を堪能したところで初日は終了。

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翌日は石風呂の準備風景を見学させてもらうために
朝から再び「岩乃屋」さんに押しかけて写真撮りまくらせてもらいました。
10時過ぎになって石風呂の準備作業が一段落しておじさんが休憩となったので
僕たちは車で1時間ほど行った尾道市の観光をしてきました。

尾道といえば「尾道三部作」って言わる有名な映画3本の舞台であり
その3本の映画とは「転校生」と「時をかける少女」と、あと何か1本を指すらしいです。

・・って、有名な3本の映画と言いながら実際2つしか名前を知らないし
名前を知っている2本についても見た記憶が無いレベルでしかないです。
この映画の事でかろうじて知っている知識といえば
「転校生」は階段から転がり落ちて男女が入れ替わっちゃうっていう映画って事と
「時をかける少女」は原田知世が主題歌を歌っていたっていう程度なので
特に何の思い入れも無い場所ではありましたが
せっかく行くのならって事で
「転校生」で一緒に転がり落ちて魂と体が入れ替わったっていう階段を見に行ってきました。

階段のある場所は超有名なので検索するとすぐに出てきました。
その階段は御袖天満宮の正面の階段だそうなので早速カーナビに登録して向かいました。



現地に行ってみると天満宮の周辺は昭和の風情が残る狭い入り組んだ路地だったので
近くのコインパーキングに車を停めてから歩いて行きました。



路地の突き当たりまで行くとその先は長い階段が天満宮まで続いていました。
真夏の鬼暑い中を歩くだけでも辛いのに運動不足の自分にこの階段は地獄の試練過ぎる。



膝が若干おかしくなりながら何とか神社に到着。

あとでこの御袖天満宮をウィキで調べてみると
転校生以外にも結構いろいろな撮影作品などで舞台として使われているらしくて
例としてNHK朝の連ドラ「てっぱん」やテレビアニメ「かみちゅ!」にも出てくると書かれていましたが
やっぱりこれらも見たことが無い作品でした。

で、肝心の転校生で転げ落ちたっていう石段はこれ↓だそうです。



コケたら加速しながら一気に門まで落ちて激突死が確実の急な角度の階段でした。
この階段から落ちて魂がチョット入れ替わってラッキースケベ程度で済んだのは
かなり運が良かった方だと思いました。



『転校生』この冒頭の白黒シーンに出てくる階段です。

天満宮からの見晴らしも良いし有名な石段も見れて満足ですが
でもやっぱり元ネタを知らないというのは思い入れが少ないので達成感がイマイチですね。
まぁ、その辺については僕自身も水曜どうでしょう巡りをしていて
水曜どうでしょうを知らない人からしたら「う~ん」っていう場所の写真を撮っては
キャッキャ、ウフフと自己満足うpしているので多少なりとも分かってるつもりです。
やはり、撮影地(聖地)に行く時には予習は必要ですね。

階段を見終わったあとは、せっかくなので尾道ラーメンでも食べようって事になり
これまた検索して食べログ評価の高かった『朱華園』に行ってきました。



普段は行列の絶えないお店らしいですが行ったタイミングが良かったのですぐに座れました。
今回僕が頼んだのはチャーシュー麺でしたが一押しはオーソドックスな中華そばだそうです。
コッテリするのかなと思いきや結構あっさりしていて食べやすくて良かったですよ。
ぜひ次回尾道に行くことがあれば一押しの中華そばの方を食べてみたいものです。

尾道観光をパパッと終えたあとはまたまた岩乃屋さんに戻って
もう一度石風呂に入ってたっぷり汗を流してから
おじさんに「また来るよー」と挨拶をして広島空港から飛行機に乗って帰ってきました。



そして、広島から帰ってきてから1ヵ月後、僕はまた広島に行ってきましたよ。 

情熱大陸app

2013年09月28日 | Weblog
 

明日9月29日の午後11時15分から放送の情熱大陸で行われる実験。
スマホとテレビをリンクさせて新たな放送の形をするとかって話。

こういう技術的なものにグイグイ興味を引かれてしまう自分なので
早速アプリをダウンロードして明日に備えてますよ。

とりあえず情熱大陸の公式HPのロゴのARを見てみたけど
こういうの作れる人ってやっぱすげーなぁ。