藻blog.

水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

人生最北端。蕪島から帰ってきた。

2013年03月20日 | 旅行と水どうロケ地巡り
(前回の八戸初日からの続きです。)

八戸館鼻岸壁の朝市に行ったあとは『蕪島(かぶしま)』に行きましたよ。

チョットだけ趣味で鳥を見ていたりするんだけど
この蕪島は「ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定」されている事で
バードウォッチャーの中では有名な場所なんです。

朝市の場所から徒歩で歩くこと30分。蕪島に到着。



さすが天然記念物。蕪島の周辺はウミネコが狂喜乱舞してて怖い怖い。

この鳥居の横ではウミネコの餌として、かっぱえびせんが売っているんだけど
ウミネコ達はすっかり学習しちゃってて赤い袋を買った人がいたらすかさず大集合し
その人が餌をまき始めたら想像を絶するかっぱえびせんの争奪戦ですよ。
止められない止まらないのは人間だけじゃなかったみたいです。

他人が餌をやっているのを見ていましたが
それを見てテンションがあがるどころか恐怖でドン引きしてしまったので
今回は餌やりイベはやらずにさっさと島の上の蕪嶋神社にお参りに行きました。



鳥居をくぐり階段を登った島の頂上にあるのが蕪嶋神社です。

ちなみに柵は設置されていますが人からウミネコを守るための柵なので
人間の行動はかなり制限されますがウミネコは柵とか関係なくやりたい放題です。
なので、柵の外はもちろんの事ですが柵の中の階段や神社の境内もウミネコだらけです。

ウミネコも完全に人間に慣れちゃっているから近づいたくらいでは全然逃げないし
むしろウミネコの機嫌が悪いと何もしてないのに大声で威嚇されたり
「いつでも殺ってやるぞ」と言わんばかりの鋭い目つきで睨まれたりして
野生丸出しで超コワイです。



これでもまだウミネコの最盛期じゃないっていうんだから
MAX状態の蕪島ってどれだけカオスなんだろうか。



神社の守護神の狛犬ですらこの有様です。
狛犬の表情が「たすけてくれー」と言ってるようにしか見えないです。
でも、ウミネコが怖すぎて自分にはどうすることもできないです。

そんなカースト制の頂点にウミネコが君臨する蕪嶋神社ですが
神社の周りを3周回ってから神社に設置されているヒョウタンとカブのオブジェを撫でると
心身が祓い清められ運が開けると看板が出ていたのでやってみることにしました。



神社の周囲の通路をぐるぐる廻りながら島の斜面を眺めると
どこもかしこもウミネコだらけなのがよくわかります。

神社の周りを3周回ってカブとヒョウタンも撫でて開運も完了。
というか、こんな怖いところを無事に3周回りきれた事に安堵です。

最後にお守りを買っておみくじをひきました。



「小吉」ってダメじゃん。運あがって無いじゃん。
旅行のところなんて『南に人の縁あり』とか書かれているけど
今、人生で最北端に来ちゃってるんですけど。真逆の行動しちゃってるんですけど。

ま、まぁ、運はこれから上がるという方向で期待しておきます。



神社の階段を降りると子供たちが鳥居の横でダンスの録画をしていて
何を踊ってるのかな―って曲をよく聞いてみたら
金爆の「女々しくて」だったのが結構ツボに入って面白かったですね。




新幹線の時間が近づいていたのでここで今回の旅は終了とし
八戸駅へ急いで帰り駅弁を買って帰ってきました。

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今回の旅行は八戸の人たちの生活リズムが全く読めなかった為に
旅の予定が崩壊しつづけたグダグダ旅だったけど
大きなトラブルもなくそれなりに楽しめた旅になりましたね。
ただ、やはりやり残した感が無くもないので
東北人の生活パターンも考慮して、もう少し日程的にも余裕を持って
八戸も含めた青森方面にリベンジの旅行をしたいですね。

あと、『美人すぎる市議』は見たかったなぁ。ポスターすら見なかったのが非常に残念。
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