お礼状、本日の収穫

2010-02-28 02:47:09 | Weblog
雨が上がり、何とも微妙な雲の形状。

息子の進学に際してお祝いをいただいたので、丁度良い機会と思い本人にお礼状を書かせたのですが…。手紙の書き方の基本から教えなければいけないとは、考えてもみませんでした(-_-;)私なんぞは教わったことがありませんで、『手紙の書き方・例文集』を購入してマスターしたものですが…。
今時は手紙ばかりか電話も殆どせず、連絡はメールが当たり前。わざわざお礼状を書かせる必要もないのかしら、と思わないわけではありません。でもその一方で、手紙の遣り取りも廃れることはないように感じます。でも、この先、手紙を書く人間は絶滅危惧種になってしまうのかもしれません。


本日の収穫
*ボクは坊さん(白川密成/ミシマ社)
*「芸能と差別」の深層(三國連太郎、沖浦和光/ちくま文庫)
*芸術新潮3月号
芸術新潮を購入するのは何年ぶりでしょう。特集は等伯ですが、私の楽しみは実は巻末の展覧会レビュー。行く行かないは別にして、チョチョッと見聞を得たい時に便利なのです。でも全体的に、昔と比べてよく言えばポップに、悪く言えば雑然となった印象ですね。
『ボクは~』は、数日前に雑誌かネットの書評で見かけた本。注文は躊躇われたのですが、たまたま立ち寄った書店でレジのすぐ脇の目立つ場所に置かれていて、反射的に購入してしまいました(-_-;)この著者のように迷い悩みながら地道な活動を続ける僧侶は大勢いると思いますが、存在や考え方が世に広がる機会は少ないようです。それだけにこのような本が広く読まれれば、ワケのわからない「宗教擬き」に躓く人も少しは減るかもしれません。
『芸能と~』は、こちらが思っていた以上に読み応えのある対談集のようです。三國連太郎という役者さん、苦労人の役者というだけではなかったのですね。