早朝は一部残っていた雪も、あっと言う間に消滅…ああ、良かった(笑)。たまには、願いが通じることもあるようです(笑)。
雲に覆われ気温も低いままですが、これ以上我が儘を申してはいけませんね。
藤村信『歴史の地殻変動を見すえて』、冒頭のソ連(当時)から西側に亡命した歴史学者へのインタビュー(1984年初出)を読了。旧ソ連の特権的支配階級「ノメンクラツーラ」についての解説を読みながら、つい、日本の官僚組織に連想が行ってしまいます。
二週間ほど前の新聞でしたか、群馬県は次年度予算に本体工事を含め八ッ場ダム関連で96億円を計上したと報じられていました。小沢関係の記事に隠れてすっかり影が薄くなりましたが、八ッ場ダムは国交相が就任早々に工事中止を宣言しながら、その後の中止へ向けての動きは停滞の模様。一方で群馬県知事を含めた推進派はいよいよ意気軒昂のようです。
つい数日前もダム湖にかかる予定の「湖面1号橋」橋脚工事の入札が行われて業者が決定。国会のドタバタに紛れて引き返せないところまで既成事実を作ってしまおうとしているのではないかと、穿った見方をしたくなるような手際よさですよね。
民主党がマニュフェストを掲げ国交相が何を言おうと、国交省本丸は工事続行を望んでいると見越しての予算計上や工事入札でありましょう。前原大臣の場合は自業自得の側面があるにしても、その発言には価値も重みも実行力も無いと見透かされているようです(苦笑)。
それはともかく…八ッ場ダムに関しての国交省と群馬県の見事な連携プレイ…と思わないわけにはいきません。旧ソ連とは微妙に生態が違うかもしれませんが、平成ニッポンにもまた政策を決定・指令する権限を独占する「ノメンクラツーラ」は棲息していると改めて思わされます。
雲に覆われ気温も低いままですが、これ以上我が儘を申してはいけませんね。
藤村信『歴史の地殻変動を見すえて』、冒頭のソ連(当時)から西側に亡命した歴史学者へのインタビュー(1984年初出)を読了。旧ソ連の特権的支配階級「ノメンクラツーラ」についての解説を読みながら、つい、日本の官僚組織に連想が行ってしまいます。
二週間ほど前の新聞でしたか、群馬県は次年度予算に本体工事を含め八ッ場ダム関連で96億円を計上したと報じられていました。小沢関係の記事に隠れてすっかり影が薄くなりましたが、八ッ場ダムは国交相が就任早々に工事中止を宣言しながら、その後の中止へ向けての動きは停滞の模様。一方で群馬県知事を含めた推進派はいよいよ意気軒昂のようです。
つい数日前もダム湖にかかる予定の「湖面1号橋」橋脚工事の入札が行われて業者が決定。国会のドタバタに紛れて引き返せないところまで既成事実を作ってしまおうとしているのではないかと、穿った見方をしたくなるような手際よさですよね。
民主党がマニュフェストを掲げ国交相が何を言おうと、国交省本丸は工事続行を望んでいると見越しての予算計上や工事入札でありましょう。前原大臣の場合は自業自得の側面があるにしても、その発言には価値も重みも実行力も無いと見透かされているようです(苦笑)。
それはともかく…八ッ場ダムに関しての国交省と群馬県の見事な連携プレイ…と思わないわけにはいきません。旧ソ連とは微妙に生態が違うかもしれませんが、平成ニッポンにもまた政策を決定・指令する権限を独占する「ノメンクラツーラ」は棲息していると改めて思わされます。