![Dsc_0002 Dsc_0002](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b4/e4e3b8f05cd84ae170320823a84dcfcd.jpg)
Ai Nikkor 50mm F1.4S
私の手元に来たときにチェックするとレンズ内外はチリが多く、薄い曇りがありました。レンズは結構汚れていても撮影にはそれほど影響しませんし、レンズを触ることによって生じる傷の方が怖いため、フィルター以外は滅多に掃除することはありません。でもこのレンズはおそらく20年以上経過しており、ヘリコイドグリスも抜けてジャンクに近い状態になっていますので、オーバーホールしましょう。写真は、前部レンズ群と絞りリングをばらしたところ。
![Dsc_0006 Dsc_0006](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d3/39e282ad253b307f594e712de3bf4580.jpg)
後部レンズ群。これをさらにばらして1枚1枚清掃していきます。
![Dsc_0003 Dsc_0003](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/68/f4fab2d801704df6ab06fe89c14a3f21.jpg)
絞り。チェックしましたが、問題なしなのでそのまま。ジャンクのレンズはよく固着しています。
![Dsc_0004 Dsc_0004](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/76/16d1d8cb44980021d525b68a6b810efc.jpg)
レンズを拭くときは先が平たい割り箸にクリーニングペーパーを巻きつけて行います。「拭き3年」という言葉もありますが、レンズ拭き、完璧に仕上げるにはなかなかなかなか難しいですね。