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山遊び・海遊びやカメラ・写真、星、電子工作(真空管・スピーカー等)の記事を中心にブログに掲載しています
南竹 成己

日食の次は?

2009年07月25日 | インポート
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ペルセウス座流星群。右上に薄く流れた跡が写っています。8月中旬に極大になる1年のうちで特に多い流星群のひとつ。ただし、真夏の夜は観測条件があまりよくなく雨や曇り、湿気でシーイングが悪い(空が透き通っていない。)という場合がよくあります。条件がよければ1時間に50個ぐらいの流れ星を見ることができます。

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7月下旬から8月にかけてはいくつもの流星群が重なり流れ星が多くなります。どの流星群に属するかは、流れ星は夜空のある一点(輻射点)から放射状に流れるので、その中心の星座がどこか?ということになります。ペルセウス座、みずがめ座、やぎ座あたりがこの時期は多いでしょう。流れ方にもその群に特徴的なものがあり、ペルセウス座流星群は明るく、速くやや派手な印象があります。流れ星は、彗星が落としていったチリの中に地球が突入することによって起こります。よって、その母彗星の組成や質量等で特徴が決まるのでしょうね。(私の想像ですよ。)

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天体写真、これらの写真はすべて固定撮影法。つまりカメラを何かに固定して約30秒シャッターを開いただけです。(真ん中は5分ぐらい。)それでもこれだけ星が写ってくれますよ。私はフィルムの一眼レフで撮っていますが、デジタル一眼レフではもっと楽に撮れるでしょう。ぜひぜひお試しを。ただし、暗いレンズでは無理ですよ。。。ズームレンズは厳しいでしょうね。。F値が2.8以下ぐらいで。
Nikon FM3A + Ai Nikkor 50mm F1.4S (ISO800ネガフィルム) 霧島・えびの高原


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2007年、阿蘇へペルセウス座流星群を見に行ったとき。前日は晴れ。でも夜は曇り、時折雨も降ってました。てことで流れ星は見れませんでした。朝になると晴れなんですよね。。。こないだの日食みたいです。前日は晴れ。当日の昼からも晴れ。。。でもこんなにきれいな朝焼けを見ることができました。8月中旬の阿蘇はもう寒いです。